山口県下松市は瀬戸内海に面しており、都市基盤や商業施設なども充実されていて、山や海などの自然に恵まれ、“笑い・花・童謡”のまちを目指すという下松市の見どころスポット10選をご紹介します。
笠戸島
笠戸島は下松港の南にある周囲36㎞の細長い島で、全島が瀬戸内海国立公園に指定されています。
下松市街とは昭和45年に開通した笠戸大橋で結ばれていて、海岸線は変化に富んでいて、大小無数の奇岩が点在している風景を見ることができます。
ハイキングコースやキャンプ場も整備され、海水浴やバーベキューなども楽しめ様になっていて観光やレクリエーションの島として多くの観光客が訪れています。
近年では、約300mほどの海上遊歩道なるものも完成し、心地よい潮風に吹かれながらの海上散歩も楽しめます。
滝ノ口河川公園
滝ノ口河川公園は米泉湖の川沿いに上流方向へ向かった所に、平成12年に完成した武末川の自然の流れを巧みにいかして作られた公園です。
春の新緑で森林浴、夏には冷たい水の流れで川遊びができ、秋には紅葉の美しい場所で、家族連れやカップルのデートコースにもお似合いの気軽に遊べる公園です。
周囲は山間の静かな雰囲気の場所ですので、お弁当持参でゆっくり楽しんだり遊んだりしてみてはいかがでしょうか。
下松スポーツ公園
下松スポーツ公園は周りを豊かな自然に囲まれていて、四季折々の花々も楽しめるのもうれしいことですが、総合グラウンドのほかに、こじんまりとはしているのですが、
- アスレチック設備が整備されている“冒険の森”
- 温水プールのあるスポーツ施設“アクアピアこいじ”
があって、ウォーキングから始まる軽い運動から本格的トレーニングまで、だれでも楽しく身体を動かすことができるおすすめのスポットです。
“冒険の森”で楽しむことのできる遊具として全長60mのローラー滑り台クラッカーなどもあります。
敷物を使って滑るので、お尻も痛くならずに楽しめます。また、コスモスの咲き乱れる公園としても有名で、花時の10月には“コスモスまつり”が開催されます。
花岡福徳稲荷社
花岡福徳稲荷社は、福徳円満、火災や盗難を除くとされる霊験あらたかで由緒正しい稲荷神社といわれています。
美しい赤い社殿で、夫婦の白狐がお祀りされていて、毎年11月3日の「稲穂祭」には有名な“きつねの嫁入り行列”が行われ遠方からでも多くの参拝者が訪れます。
この郷土色ゆたかなお祭りの謂れは、江戸時代中期この寺の住職が夢に現れた白きつねの老夫婦の願いを聞き入れて亡骸を手厚く葬り、本堂に位牌を安置したという逸話が伝わっていて、この話を元に戦後になって始められたということです。
花岡八幡宮
花岡八幡宮は和銅2年(709)に、豊前の国(現在の大分県)宇佐八幡宮の分霊を勧請して祀ったもので、境内には“閼伽井坊多宝塔(あかいぼうたほうとう)”があり、その建築様式から室町時代中期から後期にかけて建造されたものではないかとされています。
屋根はこけら葺きで、高さ約13.5mほどあり、金剛界大日如来が安置されています。
豊臣秀吉からの朱印状を始め97通の古文書類や大太刀などが所蔵されていて、徳山毛利藩の絵師によって描かれた絵などもあります。
くだまつ健康パーク
くだまつ健康パークは窓の外に瀬戸内海の景観を楽しめる複合型健康パークです。
夏場は屋内大型プールで、冬は星空を眺めながらの開閉式ドームでのスケート場になって楽しく健康的に遊べて、カラオケや芝居見物もでき、また温泉に浸かって家族連れで一日中ゆっくりとくつろげます。
施設内にある“鶴ヶ浜温泉”には窓の外に瀬戸内海が見渡せる展望風呂が人気です。
また、地下1200mの中生代(約1億年前)の地質から湧き出た温泉は、ナトリウム、カルシウムを多く含んでいる鉱泉で、色は無色に近い微灰白濁で塩味及び苦味のある泉質です。
下1,200メートル、中生代(約1億3000年前)の地質から湧き出た温泉は、ナトリウム、カルシウムを多く含む鉱泉で、色は無色・微灰白濁の塩味及び苦味のある泉質です。
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下松公園
下松公園ではゲートボール場の奥にある東屋から下松駅方面の夜景が見えます。
公園には町のシンボルとなっている街並みや港などが眺めることのできる展望塔“星の塔”が建てられているのですが、周囲の木々が成長してしまったおかげで多少視界が狭くなってしまったのが残念なところです。
公園内には
- テニスコート
- ゲートボール場
のほか多目的広場があり、春には周囲に植えられた桜が咲き、花見の人たちで賑わいます。
切山八幡宮
切山八幡宮の祭神は、花岡八幡宮と同様豊前の国(現在の大分県)の宇佐八幡宮より勧請され創建されたもので、本宮には、豊臣秀吉が朝鮮征伐に向かう途中、戦勝祈願を祈り武具一式を奉納したと伝えられています。
260年前からこの地切山で歌舞伎が切山八幡宮に奉納されて現在まで続いています。
この歌舞伎は、宝暦(1750頃)の始めに、イニサコの鳥重良(ちょうじゅうろう)という人が京で歌舞伎や人形浄瑠璃を見て多いに感銘し、長男の三四良に学ばせて始めたのが切山歌舞伎の起源といわれています。
現在では、地元青年たちによって切山歌舞伎保存会が結成され、伝統を受け継いでいます。
夕日岬・はなぐり岩
夕日岬・はなぐり岩から下松市笠戸島から瀬戸内海の島々の間に隠れるように沈む夕日は、西日本有数といって良いほど美しく感動的をさえ憶えます。
特に夕日の名所といわれている夕日岬からは絶景で、海水の浸食によって穴の開いた”はなぐり岩”といわれる奇岩の穴を通して沈む夕日は格別に美しいものです。
特に水面が茜色に染まる冬場は素晴らしく、そのロケーションを狙って多くのカメラマンも訪れています。
夏場は19:30~20:00前後、冬場は17:30~18:00頃が見ごろとなっていますよ。
御屋敷山
御屋敷山では下松市の浄水場があって、毎年4月頃には浄水場を一般に公開して水道事業への理解を深めてもらうことと、水を取り巻く自然環境への啓発を図る意味を込めているということです。
その御屋敷山はつつじの名所としても知られ、約2000本を超えるつつじは種類も豊富で、花のシーズンの5月初旬ころから多彩な色の花が咲いて、多くの見物客で賑わいを見せています。
またつつじだけではなく、春には桜の花も咲き盛り、花見の隠れた名所ともなっています。
日本一周の旅!
下松市の次の町は、塩田で塩づくり体験!防府市です。
隣り町にも足を延ばしてみよう!
下松市に来たのであれば、周辺の町もぜひ訪ねてみましょう!
下松市は北から時計回りに
の2つの町と接しています。こちらにも足を延ばしてみましょう!
山口県下松市の見どころ10選!瀬戸内海に沈む夕日は感動的!【山口県下松市】のまとめ
下松市は瀬戸内海に面し、自然に恵まれた下松市は観光もレジャースポーツも同時に楽しめます。家族で遊ぶにはもってこいの場所がいっぱいの下松市へぜひ行ってみましょう。