東京都足立区の足立区生物園は、足立区内唯一の動物園であり水族館です。改装工事で長い間閉鎖していましたが、リニューアルが完成して平成26年3月に再開園しました。園内には生まれたての可愛らしいワラビーの赤ちゃんに人気があり、団体割引もあるので見物にくる子どもたちは足立区生物園の大ファンです。
足立区生物園には動物園と水族館が併設されている
足立区生物園は、東京都足立区にある元渕江公園の中にある生物園で、動物園と水族館が併設されています。
足立区生物園には1階と2階の屋内展示と屋外展示場があり、蝶々が飛び交う大温室は1階と2階が吹き抜けになっています。
屋外展示場のふれあいコーナーではさまざまな動物が飼育されていて、観客は動物に触れることができるので、それが人気になっています。
なお、平成22年にはオーストラリア固有の動物がいる屋外展示場「オージードーム」が開設されています。
ちなみに入場料は有料ですが、子どもの割引があります。小学生未満と70歳以上は無料で、20人以上だと団体割引があるほか、個人には年間パスポートがあり、お得になっています。
足立区生物園は平成26年に再開園
足立区生物園はかなり長期にわたり改装工事のため閉館していましたが、平成26年3月に再開園し、すぐに大勢の人が訪れています。
足立区生物園のモットーは『東京の都市化で失われていく自然の生きものとのふれあいの場』で、自然環境の大切さと、人と自然との共生の大切さを改めて学ぶことができるスポットです。
足立区生物園は「ふれあいといのち」そして「共生」というテーマを、目で見て肌で感じることができる5つのセクションで構成されています。
自然環境で生きている生物とのコミュニケーションが、足立区生物間のテーマです。
足立区生物園の動物園と水族館
足立区生物園で話題になっていて人気があるのは、オーストラリア固有のカンガルーに似たワラビーです。足立区生物園には雄のワラビーが2匹と雌のワラビー、そして赤ちゃんワラビーがいます。
ワラビーは有袋類なので小さい頃は母親の袋の中にいますが、育ってくると外へでてきます。これが特に子供たちには人気があるようです。
ワラビーの赤ちゃんが母親の足元に座っている姿を見ると自然の大切さが実感できるでしょう。
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足立区生物園は、アッと驚く水族館がある
足立区生物園の水族館は並みの水族館ではありません。たとえば、ランチュウなど多くの品種の500匹以上の金魚が悠遊と泳ぐのは壮観です。
足立区生物園の大水槽は見応えがあると評判です。大型水槽のサイズは、幅が7メートルで深さが2.5メートルもあり、水槽の中は水中植物の緑の森が広がっています。
動物園のワラビーとはまた異なった気分を味わえると大評判です。
ちなみにこの大水槽には『クールスポット:金魚の美で涼む』というタイトルがついています。
また、これとは別の水槽では、ブラジルのアマゾン川に生息する巨大魚などを見ることができます。
一番の目玉は蝶の舞!
さらに吹き抜けのコーナーでは、毎日のように羽化する蝶々が乱舞していて、思わず見とれてしまいます。
優雅に飛び交う蝶々の姿を見ていると日頃の疲れが嘘のようにほぐれるでしょう。
他にも、
- ワラビーの無邪気な姿
- 悠然と泳ぐ金魚の群れ
などは、都会生活では体験することができない自然のあり方でで、足立区生物園はそれを体験できるスポットとして、この上ない貴重な存在です。
足立区生物園はユニークな動物園と水族館としてぜひ行きたいスポット
足立区生物園は交通アクセスが決して良いというわけではないので、ともすると足が向かないかもしれませんが、行ってみるとまた行きたくなる動物園であり水族館と言えるでしょう。
それは足立区生物園がモットーとしている「人と自然との共生」が忘れがちな自然の大切さと良さを再認識させてくれるからです。
さらに、ほかにも動物園や水族館はいくつもありますが、足立区生物園でなければ見ることができない動物や昆虫は一見の価値があると言えるでしょう。
足立区生物園を訪れた人の口コミ・感想
足立区生物園へ行ったことがある人はおそらくリピーターになっているのではないでしょうか。
ユニークな動物園であり水族館の足立区生物園についての感想や体験の口コミをみてみましょう。
- 「園内にはモルモットや羊やカメなどがいて、動物と直接触れ合えたり、餌をあげたりできます。屋内の施設もあるので、天気が悪くても子どもが楽しめて、気軽な値段で行けるという、東京では貴重なスポットだと思います。」
- 「竹ノ塚駅からちょっと離れているので、バスで行くのがおすすめです。園内はベビーカーでも入りやすく、レンタルもしているので、子ども連れに優しい場所です。昼でもホタルを見ることができるので、大人にもおすすめです。」
- 「入るとすぐの場所に大きな水槽があり、金魚が泳いでいます。園内には売店もありますが、休憩スペースが屋上にあるので、お弁当を持っていくのが良いと思います。虫や動物が好きな子どもには、1日中満喫できると思います。」
足立区生物園の基本情報
- 名称:足立区生物園
- 住所:〒121-0064 東京都足立区保木間2-17-1
- 電話番号:03-3884-5577
- アクセス方法:東京メトロ日比谷線竹ノ塚駅東口
東武バス竹の塚駅東口花畑団地行で保木間仲通り下車
都営バス北千住駅西口竹ノ塚駅前行で保木間仲通り下車
車の場合は国道4号の竹の塚交差点を東方向
足立区生物園の魅力は蝶の乱舞?!動物園と水族館が一緒!【東京都足立区】のまとめ
足立区生物園は規模はともかく、動物園と水族館が併設されているユニークなところです。ユニークな存在で、さらに水族館には大水槽があり、そこで見る金魚の群れには圧倒されますし、動物園のワラビーも珍しいと大評判で、さらに蝶々の乱舞は思わず息を呑む見ものです。