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下都賀郡

野木神社提灯もみの見どころ情報!花とレンガの野木町【栃木県下都賀郡野木町】


栃木県の下都賀郡野木町にある野木神社は、野木神社提灯もみの祭事が例年行われてきました。これは毎年12月に行われる祭りで、栃木の前身である寒川郡の七郷を神霊が巡行する祭事なのです。お祭り自体は他の地域には余り見られないものなので、ここではその野木神社提灯もみの魅力をご紹介します。

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【野木神社の歴史】

仁徳天皇の時代に崇神天皇の子孫であった奈良別王(ならわけおう)が、莵道稚郎子命(うじのわきいらつこ)をこの地に埋葬し、祀ったのが始まりとされています

「命」の名が付いたものは、通常は皇子とされるもので、これは天皇になるものに付けられるものです。「日本書紀」には莵道稚郎子命が、先代の応神天皇が崩御されて、

3年間次代の天皇が決まらなかったのでこれを譲り自殺したとの記述があり、仁徳天皇が次代に決まったという美談になっています

当時、莵道稚郎子命は京都の宇治に領を持ち実力者でした。実際に墳墓は宇治にあり、由縁の無い場所だった栃木に埋葬する事は不自然だったのです。

莵道稚郎子命の事は様々な史書にその名が残されていて、中には天皇であったかのような記述もあり、かなりの実権を握って宇治を支配していたと考えられています

その為、実際には互いに争いが起こった為に3年間次の天皇が決まらずにいた事が原因で、倒された莵道稚郎子命は、奈良別王が分骨で祀ったのではないかとの考え方も出来るでしょう。

実際に奈良別王はこの栃木に国造の官職を得て、赴任しているのでこの時に祀ったと考えると筋が通ります

次代は過ぎて平安時代になると征夷大将軍であった坂上田村麻呂が、蝦夷征伐の帰途に現在の地に社殿を造営して、祭神と共に移されたとされています。

鎌倉時代には配祭の五神が祀られ、この栃木の七郷の地域すべての総鎮守とされましたその後江戸時代に入ると古河藩主土井氏の元この野木神社は鎮守、祈願所となりました

【伝統の祭事・野木神社提灯もみ】

現在の栃木の七つの郷にもそのいわれが残っています。

平安時代末期に源頼朝に対抗する勢力であった足利氏と手を結んだ叔父である志田義広がこの野木神社で戦略を立て三万とも言われる軍勢を頼朝に差し向けますが、小山朝政・宗政軍はこれを打ち破り頼朝の天下の手助けをするのです

源頼朝はこれは野木神社のご加護として、七つの村を野木神社の神領と定めたのがこの由来なのです。

毎年12月に行われる祭事がこの野木神社提灯もみと言われるものですこれは長い竹竿に提灯をぶら下げてこれをお互いぶつけ合う事で、その灯を消し合おうというお祭りです

1200年前から始まったと言われており、かなりの古い伝統行事の1つでしょう。

提灯もみ祭りは本来は神霊の巡行をおこなう時に、そのともしびの神霊を少しでも自分の村に落として貰おうと若者が裸でぶつかり合った名残とも言われています

これが現在の提灯をぶつけ合う動作に繋がって行くわけです。

五行の舞

当日は境内で、太々神楽「五行の舞」も披露され、町内の子供たちにはお煮しめや甘酒が振るわれます

【野木神社と乃木希典】

野木神社と言えば、乃木希典将軍もこの神社に何度も参拝しており、陣羽織なども奉納していますが、全く関係ないとされています。

しかし、乃木将軍が同じ読み方のこの神社を特別な神社と考えている事は明白で、何度も参拝に来ている事から、その関係性はそれだけで十分でしょう

乃木神社も各地にありますが、これらの神社は乃木将軍が明治天皇の崩御に伴って殉死してからその御霊を弔った神社であり、乃木希典の死後に建てられたものです。

乃木将軍は元々長府藩士で、日露戦争での戦略上の立役者でした後に昭和天皇の教育係も務められており、乃木坂の由来もこの将軍の名前から来ています

野木神社提灯もみを訪れた人の口コミ・感想

この場所には提灯もみ祭りといった見どころがあります。実際に利用された方の口コミをまとめましたのでご覧ください。

「野木神社で行われている、800年ぐらいの歴史あるお祭りで、非常に迫力があるお祭りです。毎年行っていますが、提灯を持ったたくさんの人が、大きな声を出して掲げている光景は、迫力満点です。見たことのない人は、一度見てみる事をおすすめします。」

「初めて行きましたが会場の熱気が凄く、こちらも興奮してきます。たくさんの人が提灯を持ち掲げる姿は日本のお祭りを感じることができる独特の空気があります。観光客の人もとても多いので、とても楽しかったです。」

「江戸時代から伝わる伝統的なお祭りで、たくさんの人が訪れるお祭りです。ものすごい迫力があり、初めてもみ祭りを見る人は、ビックリすること間違いなし熱気がすごいので体がものすごく熱くなり、非常に興奮できるかと思います。」

基本情報

  • 名称:野木神社提灯もみ
  • 住所:〒329-0114  栃木県下都賀郡野木町野木2404
  • 電話番号:0280-55-0208
  • アクセス方法:野木駅から車で10分。古河駅から車で7分

野木神社提灯もみの見どころ情報!花とレンガの野木町【栃木県下都賀郡野木町】のまとめ

野木神社提灯もみはその歴史は古く、今でも多くの資料が残されています。最終日の「おかえり」には祭りを終えた若者を出迎えに参拝客も夜なべで出迎えました。この祭りの時は農家も臨時のソバ屋や汁粉屋、宿屋などになって大賑わいだったといいます。

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