大分県臼杵市のサーラ・デ・うすきは臼杵市街の八町大路のなかほどにある臼杵の町のコミュニティセンターです。町の歴史や、南蛮文化などが紹介・展示されおり、フロアの一角には観光用の地図や、資料、パンフレットなども置いてあります。観光の拠点として利用できる施設です。どうぞ御覧ください!
サーラ・デ・うすきってどんなところ?
サーラ・デ・うすきは、南蛮資料や市民ギャラリーのコーナーをはじめ
- 体験工房
- 行政・観光情報コーナー
- パソコンでインターネットを学ぶ設備や記念フォト
- インターネット放送などのマルチメディア体験機器
を備えた、中心市街地のにぎわいと地域情報化の拠点です。
中央通り商店街に、西欧のノビシャド(修練院)風の外観が目を引く「サーラ・デ・うすき」があります。
西洋建築と日本の蔵造りを組み合わせたエキゾチックな建物が、歴史ある臼杵の町並みに調和しています。
「サーラ」とはポルトガル語で「居間」や「サロン」を意味する言葉。
憩いの場として多くの人たちに愛される施設になるようにとの願いが込められているそうです。
サーラ・デ・うすきは「ふれあい情報センター」と連結していて、広場を中心に建物が配された造りになっています。
館内には
- 市民ギャラリーや映像機器を通して大友宗麟時代の臼杵を大画面で紹介する南蛮展示コーナー
- 陶芸や工芸づくりが体験できる体験工房施設「学古館」
などもあり、市民だけでなく広く観光客にも親しめる施設になっています。
食をテーマにリニューアル
サーラ・デ・うすきは2016年にリニューアルを終え、施設コンセプトを
「臼杵の台所」
に置き換えて食をテーマにレストランや調理施設を新設しました。
- 旬の有機野菜を味わえるレストラン「Rossetta(ロゼッタ)」
- 地魚をバイキング形式で楽しむ「うすき魚心(うおしん)」
の2店が新たに仲間入り。
観光客だけでなく、地元の人からの人気も高いお店です。
また、農林水産物の商品開発へ向けた
「臼六(うすろく)オープンラボ」
も開設。
素材そのものを生かして冷凍、乾燥する最新機器や包装機などをそろえており、生産者や飲食店などの利用を呼び掛けています。
その他、
- 料理教室や食に関する講習などに使う「つまみキッチン」
- 市内の町並みの歴史を振り返る展示室
も新たに整備されました。
サーラ・デ・うすきの基本情報
- 所在地:大分県臼杵市大字臼杵210-3
- 問い合わせ:0972-64-7271
- 営業時間:9:00~19:00
- 休館日:年中無休
- アクセス:臼杵駅から徒歩10分ほど
- 料金:入場無料
サーラ・デ・うすきの周辺のグルメスポット
古都の酒家 海鮮かわ村
サーラ・デ・うすきから徒歩5分ほど。
大正時代の古民家を利用した食事処で、漁港から仕入れる魚介を使った料理が揃います。
中でも甘エビやカンパチなど9種のネタが乗った海鮮丼が人気です。圧力釜で炊いたご飯との相性は抜群。
ふぐ処ほり川母家
こちらもサーラ・デ・うすきから徒歩5分ほど。
2000年にリニューアルオープンした、地元の人にも人気の高いふぐ料理店です。
味の良さもさることながら、手入れの行き届いた庭を見ながら個室でのんびりいただけるというのも人気の秘密のひとつ。
かぼすの酸味が効いた自家製ぽん酢でいただく、厚めにひかれたふぐ刺しは絶品です。
また、豊後水道で獲れたフグは旨みも歯応えも格別!
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喜楽庵
二代にわたり暖簾を守る老舗蕎麦店です。
1974年の開業以来、二代にわたって暖簾を守る蕎麦店で、驚くべきはそのメニューの豊富さ。
そば・うどんだけでもなんと60種類以上もあります。
ほかにも、
- 豊後水道の海の幸を刺身、焼物、煮物などに料理して黒塗り膳に盛り付けた御殿風会席料理
- 黄飯
- キラスマメス
- けんちん汁
を含む郷土料理などが人気です。
サーラ・デ・うすきの周辺のおすすめ観光スポット
臼杵城跡
臼杵城はキリシタン大名大友宗麟により臼杵湾に浮かぶ丹生島に永禄5年(1562年)に築かれ、江戸時代は稲葉家が治める臼杵藩五万石の城として幾多の歴史を積み重ねてきました。
当時は海に囲まれた城でしたが、現在は埋立により陸続きになっています。
その城跡は現在臼杵公園として整備されていて、春には約1000もの桜が咲き誇る県南有数のお花見スポットです。
臼杵市観光交流プラザ
「臼杵を訪れる観光客が最初に立ち寄る場、市民も集い交流できる中心市街地のにぎわいの場」
を基本コンセプトに、平成26年に完成した施設です。
臼杵市の観光スポットをもっと知りたい方や、街中散策を満喫したい方は、ぜひ立ち寄ってみましょう。
臼杵市観光交流プラザの基本情報
- 所在地:臼杵市大字臼杵100-2
- 問い合わせ:0972-63-1715
- 開館時間:9:00~18:00
- 休館日:なし
野上弥生子文学記念館
昭和60年、99歳で亡くなった女流作家野上弥生子の記念館です。
醸造業の家の長女として生まれ、
- 「海神丸」
- 「秀吉と利休」
などの名作を遺したが、その生家の一部を改装して記念館としています。
- 1階にはビデオコーナー
- 2階には、その一生を写真や年譜で紹介
しているほか、少女時代に使っていた部屋を再現されていて、館の周辺には臼杵の古い町並みが残っています。
野上弥生子文学記念館の基本情報
- 開館:9:30~17:00
- 休館日:年中無休
- 問い合わせ:0972-63-4803
- 入館料:大人(高校生以上)300円。小人(小中学生)150円。
臼杵市の観光・お出かけスポット
臼杵市の他の見どころをまとめました。
※価格は平成29年6月現在の情報です。
サーラ・デ・うすきの見どころ!臼杵市中心部にある情報発信基地【大分県臼杵市】のまとめ
今回は大分県臼杵市にある臼杵市中心部の交流拠点サーラ・デ・うすきをご紹介してきました。こちらは臼杵市の観光拠点としておすすめの施設で、はじめて臼杵市を訪れた方には特におすすめしたいスポットです。臼杵市を観光する際には、まずは「サーラ・デ・うすき」に足を運んでみてはいかがでしょうか?