琉球村は沖縄県恩納村にある、昔ながらの沖縄”琉球”を再現したテーマパークです。沖縄の昔ながらの古民家が立ち並び、伝統舞踊のエイサーや島唄、砂糖づくりなどを鑑賞できます。伝統工芸、青の洞窟へ出かけてシュノーケリング体験など、楽しみ方は色々です。琉球の世界にどっぷりと浸かってみませんか。
琉球村の住所・那覇空港からのアクセスは?
琉球村の住所は沖縄県国頭郡恩納村字山田1130、那覇空港から国道58号線を北へ30キロ、車で約60分です。
西海岸のホテルに泊まっていれば便利ですが、那覇からですと少し遠く感じるかもしれません。
ただ、そこまでの道のりから見える車窓からの景色は最高です。
那覇から1時間ほど走り、本島中部に差し掛かれば、エメラルドグリーンとコバルトブルーの海を眺めながらドライブできます。
夕陽もきれいに見えるスポットがたくさんあります!
バスの場合は、那覇から沖縄バス・琉球バス路線の名護行きで約60分、琉球村前が最寄りバス停です。
季節によってはやんばるジェラートや体験込みの割引チケットが予約できます。
体験メニューも充実!大満足のコンテンツ!
入園するとそこはまさに”琉球”の世界!
園内には三線の音楽が流れ、再現された古民家が並んでいて、昔の琉球王国にタイムスリップしたかのようです。
園内では
- サトウキビからの砂糖製造
- 伝統舞踊エイサー
- その他島の伝統舞踊の体験ショー
- 島唄ライブ
- 琉球のパレード
- 道ジュネー
などを楽しめます。
旧正月や沖縄独特の年中行事イベントもあります。
ハブ館では沖縄の毒ヘビ、ハブの生態解説を聞いたりハブ酒などのお土産を買うことができます。
また体験メニューも
- 陶器絵付け
- 三線教室
- サーターアンダギーづくり
- 手ひねりシーサーづくり
- 琉球衣装着付け
- ジェルキャンドルづくり
- シーサー絵付け
をはじめ、他にもたくさんあり過ぎて書ききれません‥
まさに、圧倒的なラインナップ!大満足間違いなしです!
ただし、予約が必要なものや16時ごろまでに終わってしまうものもありますので、事前にHPをチェックしておきましょう。
ランチに夕食!お腹も満足の食事処!
琉球村をじっくり楽しむとお腹も空きますよね?
そんな方も大丈夫!琉球村には沖縄の名物料理やB級グルメを楽しめる食事処も充実しています。
きじむなぁ食堂では、タコライス丼やもずく丼など手軽に食べられるメニューが盛りだくさん!
ちょっと値が張りますが、古民家夕食では三線の音色に耳を傾けながら贅沢な食事が楽しめます。
夕食古民家は最低6名からの完全予約制になりますが、旅先で贅沢したい!と言う方にはおススメのグルメスポットです!
他にも、やんばるジェラートや沖縄のお菓子を屋台で買って食べたり、琉球の雰囲気に浸っての間食もたのしいですね。
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メインのお楽しみ・エイサー演舞
エイサーは、白と赤の衣装を着た複数の男性が大きな太鼓をもって打ちながら、ダイナミックに繰り広げる踊りです。
もともとは16世紀に浄土宗の念仏に合わせてお盆の時期に踊ったのが始まりだったそうです。
明治以降は若人が念仏の詠唱を代行して村々を回り、徐々に民謡が取り入れられていきました。
このころまでは普段着に手ぬぐいという服装で踊っていたそうです。
現在のようなダイナミックなパフォーマンスになったのは戦後、全島エイサーコンテストが行われてからです。
念仏とは到底思えないほど、明るくパワフルな歌と踊りに姿を変えており、県内外に多数のエイサー団体が作られています。
下の写真は1日4回行われるエイサー演舞の前座の獅子のショーです。大迫力の獅子が、観客の投げた鞠を口でキャッチします。
ショーはどれも迫力満点です。
離島の手踊りを教えてもらってみんなで輪になって踊ったり、沖縄の踊りの時間には宮廷舞踊を見たりできます。
恥ずかしがらずに思い切って参加すると、開放感いっぱいで楽しめますよ!
島唄ライブで琉球民謡に癒される
琉球民謡と三線のライブ(約15分)も1日に4回行われます。
キムジナー劇場という、これも民家風の建物に上がれるので一休みにぴったりです。
「島唄」はもともと奄美大島の民謡曲を指す言葉だったのですが、最近では琉球民謡も指すようになってきています。
「涙そうそう」など、ウチナーグチ(沖縄方言)満載の「あしびなー」など、解説付きで何曲かに触れ、独特の節回しと三線の音色に癒されること間違いなしです!
シーサー色付けで忘れられない記念品づくり!
数ある体験メニューの中から、沖縄らしいお土産としてシーサーづくりを選んでみました。
シーサー体験には
- 粘土をこねて自分で成型する手ひねりシーサーづくり
- 型があるものに専用の絵の具で色を付ける色付け体験
があります。
今回は、当日持ち帰れるのが魅力の色付けのほうを体験しました。
園内ではなく、入る前にある沖縄の駅ちゃんぷるーの体験コーナーの一つに入ります。
色付けする子はオス(口が開いている)とメス(閉じている)から選べます。
オスが幸運を捕まえて、メスがそれを逃がさないように捕まえておくという意味だそうです。カップルなどで訪れたら、ペアにしても楽しいですね!
6色の絵の具を使い、まずベースから塗っていきます。
混色もできますが、比較的すぐに乾いて固まります。服につかないように注意が必要ですね!
下の写真は筆者作のシーサーです。
50分ほどの体験時間の中で細かい模様付けをこだわろうとすると、意外とあっという間の体験でした。
王道の模様のシーサー以外にも、アニメのキャラクターなどこだわりのシーサーを色付けしている人も多いようでした。
あなたも自分だけの幸運のシーサーを作ってみるのはいかがでしょうか。
気になる滞在時間は?
見どころ満載の琉球村!すべてを体験するとなると、1日ではとても足りません。
限られた時間で最大限楽しんでもらおうと、琉球村ではファミリー向け、カップル向けなど、琉球村を楽しむモデルコースを設定しています。
ちなみにモデルコースは
- ファミリー:約4時間
- カップル:約2時間
- 1日中:7時間
の3コースがあります。
あれこれ悩んでしまう・・と言う方は、琉球村がおススメするモデルコースに乗るのも一考ですよ!
琉球村で琉球文化を満喫!体験メニューも豊富な沖縄観光に外せないテーマパーク【沖縄県国頭郡恩納村】のまとめ
ここで挙げた以外にも、沖縄の主な伝統工芸や遊びの大部分が網羅された琉球村。エイサーや決まった体験をお目当てに訪れる以外にも色々な遊び方ができます。文字通り琉球時代の村人になった気分で、様々な体験からお気に入りを選んでみましょう。