沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館は沖縄県国頭郡本部町(くにがみぐんもとぶちょう)にある、沖縄県に来たのであれば一度は訪れたい観光スポットです。沖縄の海を再現した世界最大級の水族館に、約740種21,000点の水生生物が展示されています。海の中を彷彿させる巨大な水槽を、悠々と泳ぐジンベイザメやマンタに出会い、感動的な体験をしてみませんか。
沖縄美ら海水族館の住所、アクセスは?
沖縄本島の北西に突き出る本部半島の先端部にあり、那覇からは意外と遠い沖縄美ら海水族館。
住所は、沖縄県国頭郡本部町石川424番地です。
レンタカーでのんびりドライブ!所要時間は?
沖縄本島西海岸を走る国道58号線を使ってレンタカーで行くと、所要時間は国際通りから2時間弱です。
時間はかかりますが、58号線は景色が最高!途中のほかのスポットに立ち寄りながらを検討してもよいかもしれませんね。
那覇から1時間ほど走り、本島中部に差し掛かれば、エメラルドグリーンとコバルトブルーの海を眺めながらドライブできます。
もっと早く行きたいレンタカー派の方には、沖縄自動車道で那覇から許田まで行き、そこから国道を27km走るのがお薦めです。
一般道よりも30分以上早く着けるはずです。水族館には広い無料駐車場もあるのでご心配ありません。
路線バスでのアクセスは?
レンタカーを使わないよ!という方は、やんばる急行バスなら那覇から最寄りの「記念公園」バス停まで乗り換えなしで到着します。
途中でサービスエリア休憩が挟まれて約2時間15分です。
1日8便運航しており、路線バスなので予約不要で乗車できます(詳細は公式HPを参照してみてください)。
バスツアーも一考!
沖縄美ら海水族館が含まれたバスツアーも本当に多種多様にあります。
ほかのスポットも効率よく回りたい方は検討してみると便利かもしれませんね。
見どころ満載の沖縄美ら海水族館!
沖縄美ら海水族館の営業時間は
- 10~2月は8:30~18:30
- 3~9月は8:30~20:00
です。
最終入場は閉館の1時間前、スタンプを押してもらえばその日のうちは何度でも再入場が可能です。
おすすめの時間は、水槽の水がきれいで人も少ない午前中か、入館が割引になる16時以降です。
ショーを多く楽しみたい場合はお昼頃からが最適です。
割引サービスを上手に利用しよう!
沖縄のコンビニやレンタカー営業所、観光スポットでは割引入館券を発売しているところもあるので、見かけたら利用するとお得ですね。
沖縄美ら海水族館は見どころが満載です。館内に入るとまず無料の記念写真撮影サービスがあります。
南の海を再現!見ごたえ抜群の展示内容!
入場するとサンゴ礁の浅瀬を再現したタッチプールが!
ヒトデやナマコなどに触れられ、子どもも大はしゃぎ間違いなしです。
そしてサンゴの海、熱帯魚の海のカラフルな水槽が続き、美ら海シアターでは沖縄の海を題材にしたハイビジョン映像が見られます。
「サメ博士の部屋」でリアルなサメの生態を知った後は、最大の水槽「黒潮の海」へ行きましょう
幻想に発光する魚たちや、神秘的な深海の生き物たちも館内にたくさん展示されています。
もちろんこのほかにも大小さまざまな生き物や体験コーナーがありますので楽しみにしてください!
時間によっては餌やり解説やダイバーショーなどのプログラムがあり、新たな発見が満載です。
各セクションには下の写真のように生き物の解説ガイドが置いてあり、全部集めれば沖縄美ら海水族館のミニ図鑑のようになります。
こちらの資料を参考にしながら、展示を見学すると、自分の知識が増えますね。
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一番の感動スポットは「黒潮の海」!
黒潮の海は
- 巨大なジンベエザメ
- マンタ
- マグロ
- カツオ
など約70種の生き物が悠々と泳ぐ水槽で、縦横35m×27m、深さ10mで世界最大級の水槽です。
すべての生き物は、沖縄近海の黒潮海域にしかけた網に迷い込んだ魚たちです。
中でもジンベエザメとマンタそれぞれの複数同時飼育や、ナンヨウマンタの飼育下での出産は世界でここが初めてだそう!
水槽のアクリルガラスも分厚いのに魚たちの姿がゆがまないという特別製で、上下左右色々な方向から楽しめます。
正面の2階ほどの高さには56席の「シャークスタンド」があり、ジンベエザメが海水ごと餌を吸い込む大迫力の餌やりショーが楽しめます。
そのうえ、水槽内のライブ映像などを使った水槽解説などを座って楽しめます。
エレベーターで水上デッキに上がれば1日8回行われる解説が聞けます。
水槽の下にはドーム状のアクアルームが設けられ、海の底にいるかのような感覚が味わえます。これらは、ぜひ自分の目で確かめてください。
疲れたらカフェで休憩も
広い館内を回るのに少し疲れたら、水槽脇のカフェ「オーシャンブルー」で一休み!
魚たちを眺めながら、沖縄美ら海水族館オリジナルのソーダフロート、カップケーキ(下の写真)や沖縄名物のタコライスなどが味わえます。
ちなみに、席取りが必要な水槽際の席では、珍しいヒョウ柄のヒョウモンオトメエイなどが、目の前の水槽の壁に沿って泳いだりと迫力満点です。
「海洋博公園」の中にある水族館
さて、実際に行ってみて沖縄美ら海水族館に着いた!と思ったところで、水族館だけが建っているわけではありません。
昭和50年に沖縄で開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して設置された広大な国営公園、海洋博公園の施設の一つなのです。
もちろんその見どころは沖縄美ら海水族館だけではありません。
敷地内には、
- イルカショーの「オキちゃん劇場」
- マナティー館
- ウミガメ館
- 海洋文化館プラネタリウム
- 熱帯植物園の「熱帯ドリームセンター」
などがあります。
沖縄の名産物が揃う売店やレストランも豊富なので一日いても飽きません。自然好きの方にはもってこいの一大テーマパークです。
色々回ってお気に入りスポットを発見するのも楽しいですね。
沖縄美ら海水族館で南の海を満喫しよう!ジンベイザメがお出迎え!【沖縄県国頭郡本部町】のまとめ
沖縄県内で最も人気の観光スポットと言っても過言ではない沖縄美ら海水族館はとても面白いです。館内にも館外にも見どころが満載で、子どもも大人も未知の世界にワクワク、美しい水槽に感動、ムードも満点の体験ができること間違いなしです。