岡山県都窪郡早島町は南中央部に位置する、県下最小の市町村です。その一方で人口密度は県下最大という特徴もあります。県庁所在地の岡山市と岡山第二の都市倉敷市に四方を囲まれていて、どちらの都市のベッドタウンにもなっています。そんな早島町の観光スポットを5つ絞ってご紹介したいと思います。
早島町ふれあいの森公園
山あいにある広い森に囲まれた自然あふれる公園です。
駐車場からすぐ、長いローラーコースターやターザンロープが人気のアスレチックがあるトリムコースがあります。
森の中にも遊歩道が巡らされていて、家族みんなでハイキングを楽しむことができます。
トリムコースからすぐの池には白鳥や鯉がいて、こちらも子供の人気を集めています。
また、本格的なキャンプ施設が整っているのも魅力です。利用料は無料で、利用期間中であれば利用制限時間もなしです。
予約もいりません。ただし、キャンプ施設利用届の記入を当日忘れずにすること。
テントを持ち込んで宿泊でのキャンプも届け出をすれば可能です。
早島公園
早島町の中心部に位置する、小高い丘の上に広がる公園です。
城山公園地と国鉾公園地のふたつがあって、城山の方は桜、国鉾の方はつつじで有名な町民の憩いの場所です。
さくらまつりや夜桜ライトアップも行われるので、桜の時期に訪れるならぜひ開催時間などをチェックしておいてください。
丘の上にある国鉾神社の境内には深紅のつつじだけでなく、見ごたえのある藤棚があります。
桜の終わりに訪れた際にはツツジや藤の美しさと、丘の上からの見晴らしの良い気持ちいい景色を楽しめます。
早島町花ござ手織り伝承館
早島町の伝統技術である花ござ手織りが、機械化によってだんだんなくなることに危機を感じ、保存会が発足されました。
花ござ手織りを保存し、さらにその技術を後世に語り伝えていくことを目的に、現在ボランティアの皆様が毎週火曜日と金曜日の午後1時半から3時半に活動されています。
ここでは花ござ手織り織機の展示をはじめ、明治や大正時代に製作された大変貴重な手織機を使っての実演・講座を実施しています。
見学するには事前に問い合わせが必要ですのでお気を付けください。
さらに,事前に予約すればミニ 手織機を使った製作体験をすることができます。作品を持ち帰りたい場合は500円で買い取りが可能です。
ぜひ、旅の思い出に貴重な体験と色美しい花ござを持ち帰りませんか?
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岡山ゲストハウスいぐさ(い草手織り体験)
早島町は400年前から畳の原料である「い草」の栽培が盛んでした。早島町で作られた畳は「早島おもて」と呼ばれ、高い評価を受けていたといわれています。
しかし生活様式の変化もあり「い草」の栽培は衰退し、十数年前には生産が途絶えてしまいました。
このゲストハウスでは「い草」を取り巻く伝統文化を復活させ地域の活性化をめざし、栽培経験者の指導と協力のもと、「い草」栽培に取り組んでおられます。
ここではその「い草」を使った手織り体験ができます。カラフルに染められた「い草」を使い、様々な模様の手織りコースターが作れます。
古民家でゆったり過ごしながらの体験はまるでタイムスリップしたような感覚になります。
ゲストハウスのほか一軒貸しの宿も運営されているので、ぜひご宿泊先の候補にもなさってみてください。
いかしの舎
いかしの舎は、その昔畳表などの問屋として栄えた旧家・寺山邸を遺産として保存しながら新しい文化を創造する場所としてよみがらせた観光施設です。
風格のある母屋のほか、茶室や応接室、和室、蔵の中などを自由に見学できます。
また、早島の特産品であるい草製品もここで購入することができます。月曜日は休館日になっています。
ウェディングとしての施設利用も可能なので、花嫁さんに遭遇するかもしれませんね。
施設内の喫茶で落ちついた雰囲気の中お食事やお茶、デザートなどもいだただくことができます。
日本一周の旅!
早島町の次は、美観のまち!四国とを結ぶ瀬戸大橋がある倉敷市です!
隣り町にも足を延ばしてみよう!
早島町に来たのであれば、周辺の町もぜひ訪ねてみましょう!
早島町は北から時計回りに
の3つの自治体・行政区と接しています。早島町だけではもったいない、ぜひこれらのエリアにも足を延ばしてみましょう!
まとめ
岡山県都窪郡早島町の5つの観光スポットをご紹介しました。岡山市や倉敷市など観光がメインとなる都市のすぐ近くにある魅力詰まった町、足をのばしてみたくなりませんでしたか?興味を持っていただけたならぜひ次の機会に訪れてみて下さい。