中津市

福沢諭吉旧居は大勢の人が訪れる!今も生き続ける明治の偉人【大分県中津市】


大分県中津市の福澤諭吉旧居は、東京の慶応義塾大学の創立者であり、紙幣にも使われている人物「福澤諭吉」が幼少の頃に住んでいた家です。幕末から明治にかけての日本の歴史を語るに欠かせない人物ですよね。最近は略字で「福沢」と記すことが多くなっています。

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諭吉が刺客に狙われたことがある福沢諭吉旧居

福沢諭吉旧居について説明しますと、父の急死で天保7年(1836)に、幼い諭吉たち母子は大阪の中津藩蔵屋敷から中津へ戻っています

当時住んだ家の宅跡は今の福澤旧居の駐車場脇にあります。諭吉はその後住居を移りましたが、それが現存する福沢諭吉旧居となっています。

当時は蘭学などを学んだり教えたりする人物は要危険人物とされていたため、諭吉は命を狙われたようです。

そのひとつが「福翁自伝」に記されていて、それは明治3年(1870)に、諭吉が母と姪を迎えに東京から中津に帰郷した際の話です。

諭吉を暗殺しようと刺客が狙った晩に諭吉の親類が訪ねてきて、ふたりは酒を飲み交わしながら夜を徹して話し込んだそうです。諭吉が寝入るのを外で待ってい刺客は押し入るタイミングを失したため、暗殺は実行されませんでした。

諭吉は後日この事実を知って驚いたとの話があります。

福沢諭吉旧居と切り離せない福沢諭吉の略歴のおさらい

福沢諭吉旧居について語る際には諭吉自身のことを知っておくことが必要です。

諭吉が生まれたのは1835年(天保 5年=(太陽暦では1835年)の1月10日で、場所は大阪堂島の中津藩蔵屋敷でした。

諭吉が1歳を過ぎた時に父を失い、一家は藩地の中津に帰りました。

成人した23歳、1858年(安政 5年)に諭吉は江戸へ出て、中津藩中屋敷で蘭学塾を開きましたが、これが慶應義塾の起源です。

1860年(万延元年)、諭吉が25歳の時に咸臨丸で渡米し、31歳になった1866年(慶応 2年)には欧州諸国を巡り、「西洋事情」を刊行します。

さらに37歳の1872年(明治 5年)には有名な「学問のすゝめ」の初編を刊行しています。

時を経て1879年(明治12年)、諭吉は44歳で東京学士会院(現日本学士院)の初代会長に就任し、55歳の1890年(明治23年)には慶應義塾に大学部を設けています。

その後も重要な仕事をし続けていましたが、1901年(明治34年)1月25日に66歳の生涯を閉じています。

観光スポットとして人気がある福澤記念館について

福澤記念館は福沢諭吉旧居の場所にあります。

館内にはエレベーターがあり、最近は多目的トイレ視聴覚室が高齢者向けに新設されています。

1階では時系列での展示で福澤諭吉の一生を辿ることができ、2階では福澤諭吉の側面にスポットを当てたさまざまな資料が展示・紹介されています。

なお、「見る」に加えて「聞く」「触る」工夫がなされており、楽しく見学をすることができると好評です。

ちなみに福澤記念館では、企業や団体の研修目的には新設の会議室を設けて、さらに必要に応じて適材の講師の紹介もしています。

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ぜひ訪れたいのが「独立自尊」の碑

福沢諭吉旧居や記念館とともにぜひ訪れたいのは、中津公園地にある「独立自尊」の碑です。

この碑は、明治37年(1904)に大分県共立教育会により建立されました。

なお、諭吉は銅像を好まなかったので、銅像ではなく諭吉の精神を表す石碑になったという経緯があります。

ちなみに以前は公園の中央にあったのが、戦前に今の位置に移設されています。

福沢諭吉旧居などとともに見ておきたい中津のスポット

福沢諭吉の父が所属していた中津藩は由緒ある歴史を持っています。

有名なのは軍師黒田官兵衛細川忠興が建造し、さらには元中津藩主の奥平氏が再建した中津城す。

中津市にある福沢諭吉旧居を見学した足で、ぜひ中津城とその周辺の観光スポットを探訪しましょう。

中津城とその周辺は歴史を彷彿させる観光スポット!軍師官兵衛が築いた城の見どころ【大分県中津市】

福沢諭吉旧居を訪れた人の口コミ・感想

紙幣ではお馴染みでしたが、こうして改めて福沢諭吉の生涯やさまざまな功績を知ることで、とても勉強になるかと思います。以下に福澤諭吉旧居を実際に訪れた方たちの口コミや感想を拝見しましょう。

「一万円札でおなじみの福沢諭吉ですが恥ずかしながら大分にゆかりのある人物だとは知りませんでした。諭吉は幼少期を中津で過ごしたということですが、この福沢諭吉旧居は16歳くらいの頃に移り住んだ家だということです。色々と勉強になるのでぜひ諭吉ゆかりの地を訪れてみてください。」

「福沢諭吉旧居はJR中津駅から歩いていくことができます。慶応大学を作った福沢諭吉がかつて勉学に励んだ家を見ることができます。また、福沢記念館が隣接していて、そこでは諭吉の生涯や様々な資料を見ることでき、非常に興味深いものでした。」

「普段お世話になっている?福沢諭吉がかつて過ごした家です。近くには資料館もあるので勉強になりますし、面白いです。駅からも近いですし、駐車場もあるので利用しやすいと思います。近くに中津城もあるので一緒に訪れるというのもいいと思います。」

福澤諭吉旧居・福澤記念館の基本情報

  • 名称:福澤諭吉旧居・福澤記念館
  • 住所:〒871-0088 大分県中津市留守居町586
  • 電話番号:0979-25-0063
  • アクセス方法:車の場合は九州自動車道で、小倉東IC下車、宇佐別府道路は、宇佐IC下車、国道10号線~県道108号線で中津公園 無料駐車場
    電車の場合JR日豊本線中津駅下車で 徒歩約15分

中津市の観光・お出かけスポット

中津市の他の見どころをまとめました。

大分県中津市の観光スポット10選!唐揚げだけじゃない!見どころ満載のまち【大分県中津市】

福沢諭吉旧居は大勢の人が訪れる!今も生き続ける明治の偉人【大分県中津市】のまとめ

誰もが知っている明治の偉人、福沢諭吉の育った生家が福沢諭吉旧居で、それは大分県の中津市にあります。「学問のすゝめ」のほか、有名な大学の創始者である諭吉の生涯や功績を、さまざまな資料から学べるのが福沢諭吉旧居で、それ以外にも由緒ある中津藩の所在地である中津市には、重みを感じる観光スポットがたくさんあります。

 

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