長崎県長崎市の長崎国際観光コンベンション協会では、企業を始め、自治体によるホ-ルや施設の建設を伴う大規模なものも行われています。そもそもコンベンションとは人、情報、知識、物などの交流の場、集まりのことです。本来は単に「会議」の意味ですが、近年は、ある地域や国へ、人、情報、知識、物を呼び込むシステムを総称して用いられる様になりました。
長崎国際観光コンベンションについて
長崎がコンベンション開催地に選ばれたのには、いくつか理由があります。
・学問や文化のル-ツ
ほとんどの学問や文化のル-ツが長崎にあります。
鎖国時代の日本において、唯一、海外に開かれた長崎は、西洋や中国からの文化の入口として栄え、全国から多くの人々が、最新の文化を学ぶために集まって来ました。
・平和都市として、多くの開催経験があること
核兵器廃絶に向けての国際会議や集会を数多く開催してきた経験があり、その技術が蓄積されています。
・バリエーション豊富な長崎ならではの食文化
ちゃんぽん、皿うどん、卓袱料理、トルコライス、角煮まんじゅう、カステラ、びわゼリ-等長崎には、有名な食べ物がたくさんあります。
又、長崎は、全国でも有数の水産県であり、新鮮な魚がお手頃な価格で食べられます。
・日本一安い路面電車で街中を移動できる
長崎市内の主な交通手段として、路面電車があります。
路面電車に乗れば、会場、ホテル、観光施設、繁華街を自由に移動出来ます。
料金は、どこまで乗っても、大人120円、子ども60円です。
・様々なアトラクション
長崎では、異国情緒あふれる様々なアトラクションが開催されます。
長崎ハタ揚げ大会、長崎ペーロン選手権大会等があり、その中でも有名なのが、「長崎くんち」です。
龍踊りが人気を博します。
龍踊りは江戸時代の中頃、長崎に居留していた中国人が上元の祭りに行っていたものを、唐人屋敷に隣接している長崎の人々に伝授したそうです。
・ユニークベニュー
ユニ-クベニュ-とは、歴史的建造物、文化施設や公的空間等で、会議・イベント等を開催することで、特別感や地域特性を演出できる会場のことです。
長崎市は1570年の開港以来、ポルトガルやオランダ、中国等の海外交流を通して、多種多様な伝統や文化を生み出しながら発展してきた都市です。
こうした歴史に育まれたことで、グラバー園を始め数々の個性豊かな観光地が多数存在し、港を取り囲む長崎市は、素晴らしい景観を醸しだし、歴史の街、ロマン漂う街として、多くの方々に親しまれる国際観光都市として発展してきました。
又2012年、長崎の夜景は香港、モナコと並び、世界三大夜景に選ばれました。
更に、2015年には、「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産登録になり、2016年には、長崎の教会群とキリスト教関連遺産が世界に登録されました。
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長崎国際観光コンベンション協会の支援事業について
長崎コンベンション協会では、次の様な支援を行っております。
- コンベンション開催助成金制度
長崎市内で開催された大会を対象に、長崎市内での延べ宿泊数に応じて補助します。
- オフシ-ズンコンベンション開催助成金制度
12月~2月に開催される大会に限り、長崎県、長崎市の助成金制度に加えて助成します。
- アトラクション出演料補助
コンベンション開催に伴う、アトラクションに対して、助成します。
- 会場の優先利用予約
当協会を通じますと、長崎ブリックホ-ル等の公的施設を優先的に予約することが出来ます。
- 各種資料の提供
延べ宿泊者数に応じて、路面電車の側面等に、歓迎看板を無料で掲示することが出来ます。
- 大会PR用チラシの提供及び観光資料の貸し出し
長崎市での大会をPRするための市外向けのチラシの提供及び観光写真、ビデオの貸し出しをします。
- アトラクションの紹介・斡旋
龍踊り等、長崎の特徴あるアトラクションを紹介・斡旋します。
- 大会開催に関わる各種専門、ノウハウを持った業者の紹介
企画、運営、印刷、広告、宿泊施設、旅行代理店、土産品店等の専門業者を紹介します。
- 開催情報アンケート
開催予定、検討中のコンベンションがある場合、開催までのお手伝いや支援をします。
- アフタ-コンベンション
アフタ-コンベンションとは、コンベンションの催しや、懇談会のことです。
ここで、長崎市のアフタ-コンベンションをいくつかご紹介いたします。
- レジャ-
ゴルフ場 ・ハウステンボス ・長崎バイオパ-ク ・長崎ペンギン水族館 ・アミュプラザ長崎- 温泉
長崎温泉やすらぎ硫黄島 ・野母崎炭酸温泉 Alega軍艦島 ・高島いやしの湯
ホテルアマンディ- モデルコ-ス
長崎市内おすすめ1日モデルコ-ス- 定期観光バス
長崎よかとこコ-ス
このコ-スは、長崎市内の主要な観光スポットをめぐる定期バスで、毎日運行しています。
尚、乗車の際は、予約制となっています。全便ガイドがご案内いたします。- 長崎キリシタン紀行長崎編
長崎市街地と長崎市北部の外海町に点在するキリスト教関連の文化遺産を訪ねる日帰りコ-スです。- 軍艦島上陸クル-ズ
平成27年7月5日に、世界文化遺産に登録された「明治日本の革命遺産」の軍艦島に上陸して、その歴史をガイドが解説いたします。
長崎国際観光コンベンション協会の事務所は、長崎市出島町の長崎出島ワ-フ2Fにあります。
営業時間:9:00~17:00
定休日:土曜日、祝祭日
出島周囲のスポットをご紹介!
・出島和蘭商館跡
1922年(大正11年)10月に、「出島和蘭商館跡」として国指定史跡になりました。
和蘭商館では、日本とヨ-ロッパを結ぶ経済文化交流が行われ、日本の近代化に大いに貢献したと言えます。
・表門
出島唯一の出入口でした。
江戸時代に、ここに詰めていた探番(さぐりばん)と呼ばれる幕府の役人が、出入りする人を厳しく取り締まっていました。
・旧出島神学校
1878年(明治11年)に建てられた、現存する我が国最古のキリスト教の神学校です。
・長崎内外クラブ
1903年(明治36年)、長崎に在留する外国人と日本人の、親交の場として建てられました。
・鉄道発祥地跡
1865年(慶応元年)7月、グラバ-が、大浦海岸通りに300m程の線路を敷き、輸入した英国製
蒸気機関車を走らせた場所です。
・南蛮船来航の波止場
1571年(元亀2年)、ポルトガル船が長崎に入港しました。
この場所から、「南蛮貿易」がスタートしたそうです。
長崎が開港した当時、この場所は港に突き出した長い岬の先端部分だったそうで、ここに波止場が作られました。
又、「長崎」の地名の語源は、「港に突き出た長い岬」から来ているそうです。
石碑は、長崎県庁第3別館の脇に建てられています。
長崎国際観光コンベンション協会で長崎の振興と地域活性化を!【長崎県長崎市】のまとめ
長崎国際観光コンベンション協会では、観光施設の発展はもとより、長崎市の様々な観光・イベント・情報をご案内し、長崎市内外の皆様に興味を持ち、知っていただく事を目指しています。この機会に是非、魅力溢れる長崎にお越しいただき、ご自分の足で楽しんでみてはいかがでしょうか。