長野県北安曇郡白馬村は長野県の北西部、日本アルプスの山間部に位置するまちです。白馬村と言えばウィンタースポーツで有名ですが、雪のない時期には多くの登山客でにぎわうことでも知られています。避暑地として栄え、気軽に山や川が織りなす大自然を満喫できる場所でもあります。今回は見どころ盛りだくさんの白馬村の観光スポットの中から、「大自然に触れる」をテーマにした名所5か所ご案内します。
白馬八方尾根
八方尾根といえばスキー場が有名ですが、実はトレッキングコースとしても有名です。
コースは3種類ありますが、どのルートも最終的に八方尾根自然研究路を歩いて標高2,060m、雲の上の八方池を目指します。
この八方尾根自然研究路は雄大な景色や高山植物などを見ながら約60分歩きますが、家族連れでも楽しめる初心者コースとなっています。
八方尾根自然研究路までは標高770mの八方駅からゴンドラとリフトで上がるコースや、標高1,500mまでマイカーで上がり、そこからリフトを使うコースが用意されています。
各コースともゴンドラ・リフト乗り場には展望台やテラスがありますので、足腰に自信がないという方でも十分に景色を楽しめるようになっています。
大出の吊橋(おおいでのつりばし)
白馬三山をバックに「姫川」「吊り橋」「かやぶき屋根の民家」が集まっている、まるで昔話に出てきそうな風景が楽しめる場所です。
近くには水車小屋もあり、水の流れる音が心地いい白馬でも指折りの撮影スポットとなっています。季節ごとに違った表情が見られるので何度も訪れる人も多いようです。
また、ここは写真だけでなくスケッチを楽しむ人が多いことでも知られています。のどかな景色は、見ているだけでも癒されますね。
姫川源流自然探勝園
姫川の源流湧水と親海湿原(およみしつげん)をあわせた一帯は、姫川源流自然探勝園と呼ばれています。
姫川源流自然探勝園は貴重な自然環境が保たれていることから、長野県の自然環境保全地域に指定されています。
姫川の源流湧水は川の誕生を平坦部で直接見ることができる全国でも珍しい場所となっており、「日本の名水百選」にも選ばれています。
親海湿原は湿原植物の種類も多く、季節ごとに違う花々で彩られます。特に雪解けの時期から咲き始める福寿草が有名です。
どちらも遊歩道が整備されていて、一周するのに約1時間半ほどかかりますが、場所によってハイヒールやとがった杖などが禁止されている場所がありますので、ご確認の上お出かけください。
白馬ライオンアドベンチャー
白馬ライオンアドベンチャーは様々なアウトドアスポーツや体験ができる施設です。
- 熱気球
- パラグライダー体験
- ラフティング
- カヤック
- マウンテンバイク
など、大自然の中で楽しめるプログラムが揃っています。
また、冬場でもスノーモービルやスノーラフティングなどもありますので、一年中楽しめます。愛犬を連れてのプランがあるのも嬉しいですね。
なお、こちらはすべて予約制になっておりますので訪れる際はご注意ください。
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八方温泉 みみずくの湯
八方温泉はJR白馬駅の北アルプス側にある、源泉かけ流しの日帰り温泉です。
源泉から湧き出るお湯はpH値が11を超えるほどの高アルカリ温泉で、肌を滑らかにする作用のほか、疲労回復や筋肉痛に効果があると言われています。
露天風呂からは白馬三山の雄大な眺めを楽めるほか、併設されたみみずく茶屋で名物の「温泉うどん」を食べることができます。
旅の疲れを癒すのには最高の温泉ですね!
日本一周の旅!
白馬村の次は、北安曇郡小谷村です!
隣り町にも足を延ばしてみよう!
白馬村に来たのであれば、周辺の町もぜひ訪ねてみましょう!
白馬村は北から時計回りに
の7つの市町村と接しています。雄大なアルプスを眺めながら、これらのエリアにも足を運んでみてください!
まとめ
八方尾根スキー場は長野オリンピック開催がきっかけになって、その名が一気に世界に知られるようになりました。外国人観光客も訪れる国際的なスキー場として整備が進んでいますが、それも白馬の自然があってこそと言えるのではないでしょうか?皆さんも一度白馬を訪れ、その大自然に触れていただきたいと思います。