宮崎県宮崎市の宮崎県庁舎本館をご紹介します!県庁舎というと何か観光とは遠いイメージがあるかもしれませんが、実際に行って見てみると、とても見ごたえがあって予想を裏切られました!まるでお城?のような外観に圧巻されながらも、宮崎県の歴史や県民の方々が積み重ねてきた想いなどを感じられる贅沢なスポットであること間違いなしです。それでは、ここからより詳しく「宮崎県庁舎本館」の魅力についてご紹介をしていきましょう!
宮崎県庁舎本館って?
宮崎県庁舎本館は昭和初期の名建築物と言われる九州最古の現役県庁舎です。
全国の現役県庁舎では4番目に古い建物で、昭和7年に建設されました。
数々の公共建築物を手掛けた建築家、置塩章(おしおあきら)氏が設計した鉄筋コンクリート建築です。
昭和初期の庁舎建築の特徴を今に伝えてくれる貴重な資料でもあります。
内部もとても美しく、地元産の自然石がふんだんに使われています。
直線と曲線がバランスよく構成されている内装は味があり、機能的でありながら美しい空間となっています。
緑鮮やかな並木道の奥で、南国風の植物に囲まれ、様々な装飾が随所に施された荘厳で威風堂々とした近世ゴシック様式の建築物です。
建築費は現在の貨幣価値で約50億円に相当しますが、今現在で同じものを建築しようとしても50億ではとても無理だと言われている名建築です。
1階と2階のみ見学できます。
当然ながら執務室や職員の部屋などは立ち入り禁止です。
それだけに、見学し終えた後、その立ち入り禁止の部屋はどんな風になっているのだろうとても気になってしまいました。
展示されていたもの
侍ジャパン
2017年に宮崎がキャンプ地だったため、侍ジャパンのサイン入り色紙やサイン入りのボールが展示されていました。
宮崎特産の「キャビア」「しいたけ」
またキャビアやしいたけなど宮崎の特産品などが説明と共に展示されていました。
他にも宮崎の地質について、実際の石や化石と共に詳しく説明するパネルがありました。
宮崎県庁周辺のおすすめグルメ
宮崎県庁の周辺には食事の美味しいお店が数多くあります。
その中のいくつかをご紹介したいと思います。
「どげんかせんとい館」
店名の由来はもちろん東国原元知事のセリフです。
ステーキやしゃぶしゃぶ、鳥料理など、お肉料理を主軸にしたお店です。
宮崎のブランド食材「みやざき地頭鶏」や「宮崎牛」を中心に地元の魚や野菜を使っています。
季節を反映させた四季折々の料理を提供してくれます。
店内はゆったりと落ち着いた雰囲気です。
「エムズホテルクレール宮崎」
宮崎県庁近くのホテルの中にあるお店です。
ランチタイムのプレートには
- メイン料理(パンかライスのどちらか)
- スープバー
- ドリンクバー
- サラダバー
- デザート
がついて1,300円とお手頃です。
他にも単品で様々なパスタ料理やグリル料理、ピザやカレーなどが楽しめます。
またお子様連れにはキッズプレートなどもあります。
「詩季(しき)」
老舗の喫茶店ですが、お食事もあります。
スパゲティグラタンやステーキピラフといったボリューム満点の一品料理を提供してくれます。
珈琲やケーキセットもあり、食後に楽しめます。
住所は「宮崎県宮崎市旭1丁目3-15」です。
「銀の月」
私が実際に利用しました。
宮崎名物から通常のお料理まで、とてもメニューが充実していて、ボリューム満点でとても美味しかったです。
一見するとただの居酒屋のようですが、味は確かです。
ちょっとした隠れ家的なお店で雰囲気も良かったです。
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周辺の観光スポットは?
周辺には他にも様々な観光スポットがあります。そんな中からいくつかご紹介します。
宮崎神宮
宮崎神宮は、神武天皇が祀られている古い歴史がある神社です。
地元の方からは「神武さん」の呼び名で親しまれています。
宮崎県総合博物館
宮崎県総合博物館は宮崎県の生物や自然について、その歴史から学べる博物館です。
恐竜の化石も展示されており、子どもが喜ぶこと間違いなしです。
宮崎県立美術館
宮崎県立美術館は、岩石をモチーフにしたデザインが目を引く美術館です。
宮崎県出身の前衛芸術家「瑛九」の作品を多く収蔵しています。
宮崎科学技術館
宮崎科学技術館は、銀色のドームが目を引く施設です。
H-1ロケットやジェミニ宇宙船の模型など、宇宙に関する展示が多くあります。
宮崎県庁舎本館を見学した後に、行ってみましょう。
宮崎県庁舎本館へのアクセス
- 住所:宮崎市橘通東2丁目10番1号 宮崎県の中心市街地にあります。
- 公共交通機関:JR宮崎駅から宮交バスに乗って宮交シティバスセンター方面に向かいます。橘通2丁目のバス停で下車後、徒歩5分です。
車:宮崎道宮崎ICから国道220号経由6kmの場所にあります。
宮崎市の他の観光・お出かけスポット
宮崎県は”観光県”として知られています。
そんな宮崎市にはここでご紹介したスポット以外にも数多くの見どころがあります。
あわせて訪れてみたくなるところばかりです。
宮崎県庁舎本館は近代建築の傑作!周りにはグルメスポットもいっぱいの観光の穴場!【宮崎県宮崎市】のまとめ
日本の都道府県は47つあり、それぞれの自治体を管理・統制する庁舎があります。今回はその中の一つである宮崎県本庁舎についてピックアップしました。宮崎県庁舎本館は、みなさまが想像しているよりもずっと見ごたえがある建物なのです!歴史と風格を感じると同時に、市民にとても親しまれています。皆さんもぜひ宮崎市を訪れてみてはいかがでしょうか。また、その際はぜひ宮崎県庁舎本館を訪れてみてください。スタンダードな観光では味わえない感動を体験できること間違いなしです。一見の価値ありです!