宮崎県宮崎市は日向灘に面したところにあります。温暖な気候からシーズン前のプロ野球やプロサッカーチームのキャンプ地として賑わっています。ヤシの木の街路樹を眺めると、南国気分が盛り上がること間違いなし!の観光都市です。そんな宮崎市の見どころをご紹介します!
フェニックス・シーガイア・リゾート
フェニックス・シーガイア・リゾートは平成5年(1993年)に営業を開始した、宮崎県の顔ともいえるリゾート施設です。
シーガイアには
- ホテル
- コテージ
- 温泉
- ゴルフコース
- テニスコート
- 乗馬クラブ
などの設備があります。
また、
- 緑が豊かな環境を活かしたノルディックウォーキング
- 目の前に広がる日向灘でのフィッシングツアーやスキューバダイビング
など、自然を満喫できるアクティビティも充実しています。
日常生活を忘れられる時間を過ごすことができる魅惑のリゾートです。
平和台公園
平和台公園は昭和15年(1940年)の「紀元2600年記念事業」の一環として造成された公園です。
公園のシンボルとして威厳を放っている”平和の塔”は「八紘之基柱(あめつちのもとはしら)」として建てられました。
この塔は大分県出身の彫刻家・日名子実三によるものです。
ただ、皆さんもご存知のように「八紘一宇」の言葉が大東亜戦争遂行のスローガンとして使用されたことから、GHQの命により「八紘一宇」の文字が取り除かれることとなったのです。
昭和40年(1965年)に「八紘一宇」の文字が復元され、造成当時の姿を取り戻しました。
公園は標高60mの丘陵地にあり、自然林に囲まれています。
園内には
- 運動広場
- アスレチック広場
- こども広場
- 自然散策路
などが整備され、市民の憩いの場として親しまれています。
宮崎神宮
宮崎神宮は神武天皇を主祭神とする神社で、地元では「神武さま」と呼ばれ親しまれています。
古い歴史を持つ神社ですが正確な由緒についての記録が残っておらず、文献に登場するのは鎌倉時代になってからです。
神社といえば”祭”ですが、宮崎神宮では
- 10月下旬の宮崎神宮大祭
- 4月3日の流鏑馬
の祭りが行われます。
宮崎神宮大祭で披露される「しゃんしゃん馬」は、このお祭りの名物として親しまれています。
流鏑馬は騎馬武者が馬の上から矢を射る行事です。
満開の桜の中で行われる流鏑馬は武士の武芸を今に伝える伝統行事で、大勢の観客でにぎわいます。
青島神社
青島神社は青島のほぼ中央に鎮座する、青島全体を境内とする神社です。
神社のある青島は島全体が熱帯・亜熱帯植物の群生地として、昭和27年(1952年)に国の特別天然記念物に指定されました。
青島は海幸山幸(うみさちやまさち)神話の舞台として知られており、青島神社のご祭神
- 彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)
- 豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
- 塩筒大神(シオヅツノオオカミ)
は、この神話に因む神様です。
青島神社は
- 縁結び
- 安産
- 航海・交通安全
の神として多くの人の信仰を集めています。
熱帯植物と青い空、鮮やかな朱塗りの神殿のコントラストは、神社だけど神社でないような、そんな不思議な雰囲気を醸し出しています。
また、青島の周囲を取り囲む奇岩は”鬼の洗濯岩”と呼ばれる宮崎県屈指の景勝地です。
青島亜熱帯植物園(宮交ボタニックガーデン青島)
青島亜熱帯植物園は「宮交ボタニックガーデン青島」の愛称で知られる植物園です。
宮交ボタニックガーデン青島は、宮崎県が施設の整備・維持に必要となる資金を調達するために募集した名称(ネーミングライツ)です。
園内は
- 大温室
- 熱帯果樹温室
で、豊富な種類の熱帯植物を楽しめます。
他にも
- 亜熱帯果樹の森
- 芝生広場
- イベント広場
などがあり、緑が豊かな環境の中でのんびりくつろぐことができます。
パラボラチョカフェでは、南国のフルーツを素材にしたフレッシュジュースを楽しめます。
また、海岸に出ると見られる日向灘に浮かぶ青島の遠景も魅力です。
青島ビーチパーク
青島ビーチパークは宮崎屈指の名勝・”鬼の洗濯岩”を眼前に望む、青島海水浴場に開設される店舗エリアのことです。
海水浴場と言いながら”海の家”が1軒もなかった青島海水浴場に活気を取り戻そうと、平成27年(2015年)に始まりました。
運営する「渚の交番青島プロジェクト実行委員会」が、毎年5店舗の出店を募ります。
出店する店舗によってビーチパークの雰囲気も変化するので、毎年飽きずに楽しむことができます。
5つのお店は県内外で評判の飲食店や物販店が並びます。
ありきたりのメニューでないところが、青島ビーチパークの魅力です。
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宮崎県庁舎本館
県庁舎が観光スポット??疑問に思われる方も多いかもしれません。
でも、その姿をご覧になると、その印象が一変すること間違いなしです!
この宮崎県庁舎本館は昭和7年(1932年)に完成しました。
教会を思わせる「近代ゴシック(ネオ・ゴシック)様式」で、その重厚で荘厳な佇まいは見るものを魅了して離しません。
昭和初期の建築様式を今に伝える貴重な建造物として、平成29年(2017年)5月に国の有形文化財に登録されました。
東国原知事の代には宮崎県の観光スポットとして大々的にPRされ、100万人を超える観光客が訪れていました。
現在では往時ほどの観光客の訪れはありませんが、だからと言って建造物の価値が下がるものではありません。
国内で4番目の古さを誇る現役の県庁舎、目に焼き付けておきたいですね。
宮崎県立美術館
宮崎県立美術館は平成6年(1994年)にオープンした美術館です。
設計したのは
- 最高裁判所
- 警視庁本部庁舎
などを手掛けた岡田新一です。
直線を基調としたシンプルなデザインでありながら、決して単調ではない・・建物と周囲のオブジェが絶妙な存在感を醸し出しています。
また、宮崎市出身の前衛芸術家瑛九(えいきゅう・本名:杉田秀夫)のコレクションでも有名です。
子ども美術教室なども開催され、未来の芸術家の育成にも力を入れています。
無料で鑑賞できる展示もあるので、ふらりと立ち寄るのもおススメです。
人情横丁
宮崎の観光名所をぐるっと巡るとお腹も空きますね。
時間が夜に差し掛かると一献傾けたくなる、そんな方もいらっしゃることと思います。
そんな方におススメなのが”宮崎の新橋”の異名をとる人情横丁です。
狭い路地に雰囲気抜群の飲食店が軒を連ねています。
地元の方との素朴な交流も旅の醍醐味の1つです。袖振り合うも他生の縁、楽しい宮崎の夜をお楽しみください!
お菓子の日高本店
旅の最後はお土産選びでしょうか?
宮崎県には
- 地鶏
- 日向夏
- マンゴー
など多くの名産品がありますが、変わり種で”お菓子”をお土産に選んでみてはいかがでしょうか?
お菓子の日高は宮崎市内7店舗で営業している、「なんじゃこりゃ大福」で有名なお菓子屋さんです。
なんじゃこりゃ大福は、
- 栗
- いちご
- クリームチーズ
が1つにまとまっている大福です。
「餡子にクリームチーズ??」と意表を突く組み合わですが、これが意外とイケるのです!
賞味期限が短いので場所によってはお土産には向かないかもしれませんが、味わってみる価値のある大福ですよ!
日本一周の旅!
宮崎市の次は、天然記念物の梅の木!航空自衛隊のまち、新富町です!
隣り町にも足を延ばしてみよう!
宮崎市に来たのであれば、周辺の町もぜひ訪ねてみましょう!
宮崎市は北から時計回りに
- 児湯郡新富町
- 日南市
- 北諸県郡三股町
- 都城市
- 小林市
- 東諸県郡綾町
- 東諸県郡国富町
- 西都市
の8つの自治体と接しています。どのまちも見どころがいっぱい!
せっかくの機会なので、これらのまちにも足を延ばしてみてください!
宮崎県宮崎市の観光名所10選!景勝地からグルメスポットまで!【宮崎県宮崎市】のまとめ
宮崎県宮崎市の観光名所を10カ所、独断と偏見で選出しました!観光県宮崎なのでこれ以外にもたくさんの見どころがあります。この記事で皆さんの”宮崎熱”が高くなることを祈ってます。