多気郡明和町の平安時代の雰囲気をそのまま味わえる斎王まつりは、全国的にみても非常に有名なお祭りです。多気郡明和町は”炭のオブジェ”を特産品アイデアコンテストで開発するなど、町おこしにも力を入れています。伊勢神宮との関係も深い明和町の見どころをご紹介します。
斎宮歴史博物館
明和町の古くからの歴史を楽しみながら学べる斎宮歴史博物館は、観光に行くなら外せないスポットになっています。
なんといっても遠いタイムスリップしたような気分になってしまう展示物の数々と、映像での展示などが目新しく思わず見入ってしまいます。
平安時代の輿や十二単を見る機会はめったに持てる事がないので、見に行って損はありません。
さらにこの斎宮歴史博物館では常設展の他に企画展覧会なども催されていて、季節ごとに変わる展示を楽しむことができます。
ぜひ、足を運ぶときはどんな展示が行われているのかチェックを忘れずにしてくださいね。
いつきのみや歴史体験館
この歴史体験館では、平安時代に最も栄えたといわれている斎宮の歴史や文化を、より身近に体験することができる場所です。
体験コースは様々あり、手作り体験では七夕の飾り作りや卯槌という平安時代の美しい組紐のお守りなど、他にもたくさんの物を自分の手で作ることができます。
作るだけでなく、平安貴族の日常生活を体験できるコースや平安貴族が食べていたお菓子を手作りしたりするコースもあります。
平安貴族になった気分で平安時代の食事やお菓子を舌で楽しむことができて、なんだか本当に平安時代に来てしまったような気持ちになってしまいます。
ぜひ、斎宮歴史博物館とこのいつきのみや歴史体験館はセットで観光してみてください。
県営大仏山公園
明和町、玉城町、伊勢市にまたがる丘陵地帯にある公園です。
公園内には
- 子ども広場
- 野球場
- テニスコート
- ゲートボール場
などがあり、地元の方で賑わっています。
また、公園の南西部には展望広場があり、眼下に広がる町並みを眺めることができます。
自然散策路も整備されているので、のんびりと過ごすにはおススメの公園です。
大淀祇園祭
かの有名な京都の祇園祭とはまた違った、明和町に古くから伝わる伝統的な祇園祭です。
とても大規模なお祭りで、祭りの前夜に東区、当日には北区、西区、中区の地区を大変見事な山車が練り歩きます。
さらにこの大淀祇園祭では提灯やのぼりで豪勢に飾られた船「ゆきひら」「なりひら」の二隻が海上渡御の儀式を行います。
陸と水上、土地を活かして行われるお祭りは大変見応えがあり、毎年この祭りを見るために多くの観光旅行客が明和町へと訪れています。
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御絲織物
この御絲織物は、江戸時代から明治にかけてこの明和町に栄えた伝統的な織物で、天然藍染めの美しい織物は松阪木綿とも呼ばれていて松坂商人を育てたと伝えられています。
その天然藍染めの御絲織物は現在にも伝えられていて、現在も変わらない優しさと深みのある藍色は多くの人の目を惹きつけています。
この松阪木綿、特徴である「松坂縞(まつざかじま)」という模様がはいっていて、縦に白い糸を入れて織り込んであるので、どこかスタイリッシュな雰囲気も持ち合わせています。
伊勢ひじき
明和町といえば?と聞けば「ひじき」と答える人が大多数だといわれているほど、明和町ではひじきが有名です。
この明和町のひじきは普通のひじきと違い「伊勢ひじき」と呼ばれていて、古くから伝わっている伝統的な製法で加工されています。
明和町の気候は降雨量が少なかったり水はけがよかったりと、ひじきを作るにはうってつけの場所だそうで、とても美味しいひじきが作れるそうです。
ぜひ、冷え性や肥満予防や骨粗相症にも効果があると言われている栄養たっぷりの伊勢ひじき、明和町を訪れたならぜひ食べてみてください。
日本一周の旅!
明和町の次は、観光農園が充実!?松阪市です!
隣り町にも足を延ばしてみよう!
明和町に来たのであれば、周辺の町もぜひ訪ねてみましょう!
明和町は北から時計回りに
の4つのまちと接しています。せっかくの機会なので、これらのまちの名所にも足を運んでみましょう!
多気郡明和町のおすすめ観光スポットまとめ!斎王まつりで有名な町【三重県多気郡明和町】のまとめ
多気郡明和町は、季節事のお祭りなどもそうですが、それ以外の観光スポットも私達に感動や歓びをもたらしてくれるスポットが多くあります。新たに観光を考えている人は、是非魅力ある明和町を楽しんでいただけたら、大変光栄だと思います。