松前公園

北海道松前町の松前公園の桜三大名木と光善寺の血脈桜!【北海道松前町】


北海道松前町にある松前城は、250種類もの桜が1万本以上も見られる北海道屈指の桜スポットです。また松前城と合わせて龍雲院や光善寺でも桜を楽しめますので、是非チェックしてください。毎年、春の訪れとともに日本人が愛する「桜」前線の情報が入ってきます。北海道でもたくさんの花見スポットはありますが、ここ松前町の松前公園は、全国的に見ても大変美しい、桜の名所として知られています。

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250種・1万本の桜が咲く松前公園

函館から車で約2時間、北海道最南部に位置する松前町。

ここ松前町の有名な観光名所として知られる「松前城」の城下にある松前公園は、桜の代名詞「ソメイヨシノ」をはじめとする、250種類もの桜が1万本以上見られる、桜の名所でもあります。

また、250種もの品種の多さから、松前公園では約1ヶ月に渡って桜を楽しむことができます。

21万3500平方メートルの敷地

北の小京都とも呼ばれる松前町。

「日本100名城」にも数えられる「松前城」の旧城内一帯は「国指定史跡」にも指定、また、築城時から今も残る「本丸御門」は国の重要文化財に指定されています。

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現在の松前城は21万3500平方メートルもの敷地を有し、様々な桜を咲かせています。

参考までに・・

21万3500平方メートルと言っても、なかなかイメージしにくいでしょう。

北海道ということで「札幌ドーム」何個分かと計算したところ、

札幌ドーム(53,000㎡)÷松前城敷地(213,500㎡)=4.02

という事で、札幌ドーム約4個分という事でした。

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おおよその大きさがお分かりいただけたかと思います。

松前公園「三大名木」

ここ松前町が桜の名所として知られたのには諸説あり、江戸時代に京から蝦夷へと嫁いできた奥方達が、故郷の桜を植えた説や、参勤交代によって松前に戻った藩主達が、江戸から桜を持ち帰ったとも言われています。

そして、この松前公園の桜の中でも「三大名木」と慕われる、三本の有名な桜の木があります。

光善寺「血脈桜」

「血脈桜(けちみゃくざくら)」はサトザクラという桜の品種で、早咲きすることから「マツマエハヤザキ」の名を持つこの桜。

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樹齢は300年以上とも言われており、昭和48年に「北海道指定記念樹木」に選定されました。

血脈桜の伝説

昔、松前の城下に「柳本伝八」という鍛冶屋がいました。伝八は隠居後の春に、娘の「静枝」と共に上方(関西)見物へと旅立ちます。

伝八親子は、江戸を巡り伊勢神宮へ参拝、京の都を巡った後、奈良の吉野で満開の桜に出会います。

吉野の桜に魅了された伝八親子は、少しの間滞在することにし、吉野に留まることにしました。そして、ひとりの美しい尼さんとも出会い、伝八親子は美しい尼さんとも仲良くなりました。

しばらくの滞在後、松前へと帰ることになった伝八親子に、尼さんが「私と思って下さい」と、一本の桜の苗を渡しました。

伝八親子は大事に北海道へと持ち帰り、親子の菩提寺である「光善寺」の庭に桜の苗を植えました。

3年後の春、植えた苗は見事な桜を咲かせ、光善寺に訪れる人々を喜ばせました。

月日は流れ・・

時は流れ、伝八親子も既に居なくなった今から200年前、光善寺は老朽化のために建て直すことになりました。そのため、この桜の木も切られることになってしまったのです。

そして、桜の木が切られる前夜、住職の枕元へ目に涙をためた美しい娘が現れ、「私は死が明日に迫る身です。どうか私に血脈をお与え下さい。」と頼みに現れました。

血脈とは、死んだ人が仏になれるようにお坊さんが与える書簡のこと。住職が、明日にしてくれと言っても聞き入れず、やむなくこの娘を本堂へ迎え入れ「血脈」を授けました。

翌朝のこと、住職がこの桜を切り倒そうとしたところ、桜の葉に何かが揺れていることに気が付きました。それは、昨晩に美しい娘に授けた「血脈」でした。

それを見た住職が「前夜の娘は桜の花の精だったのか」と悟り、桜の木の伐採をやめ、娘と桜の木のために盛大な供養を行ったのでした。

今も残る血脈桜

この伝説から、この桜は血脈桜と呼ばれるようになり、今日に至るのです。

その後、1903年に火事にも遭いましたが、再び見事な桜を咲かせるまでに回復しています。

不思議な「血脈桜」の伝説だけではなく、見事な桜を咲かせることからも、この桜のファンは多いのです。

龍雲院「蝦夷霞桜」

戊辰戦争の激しい戦火の中、唯一焼けずに残った「龍雲院」。1842年に建てられた建築物で、平成4年には国の重要文化財にも指定された寺院です。

この歴史的にも重要な龍雲院の、本堂の傍らには「エゾカスミザクラ」が咲き誇ります。

このエゾカスミザクラは樹齢100年を超え、龍雲院と共に歴史の風情を味わうことができる、花見スポットになっています。

天神坂門の「夫婦桜」

大変珍しいのが、天神門坂に咲く「夫婦桜(めおとざくら)」です。

夫婦と呼ばれる由縁は、1本の根から2種類の桜が咲くことにあります。

  • 「ソメイヨシノ」
  • 「ナデン」

が咲くこの夫婦桜は、昭和初期にソメイヨシノの台木にナデンを挿し木したところ、台木にしていたソメイヨシノも一緒に育ったようです。

2007年の松前さくらまつりで命名された「夫婦桜」。カップルや夫婦で訪れるて見るのもいいですね。

「松前さくらまつり」も開催

「日本さくら名所100選」のほか「全国お花見1000景」など、道外道内問わず人気がある桜の名所「松前公園」。

見頃を向かえる4月下旬〜5月下旬までの期間には、観光客で賑わいをみせ、日没〜20:30の間にライトアップがされ夜桜を楽しめる、「松前さくらまつり」が開催されます。

松前さくらまつりでは、松前藩屋敷〜松前城広場までを鎧姿の武士たちが歩く「武者行列」が見られるほか、茶会や神輿、松前の郷土芸能が公開されるなど、イベントも多数開催されます。

また、地域の特産品を活かした「松前物産フェア」もグルメには見逃せないイベントです。

松前公園

  • 住所:松前郡松前町松城
  • TEL:0139-42-2275(松前町商工観光課)

アクセス:

  • 【バス】JR木古内駅から函館バスで約1時間30分、「松前出張所」行き「松城」下車
  • 【車】函館空港から国道227・228合経由で約2時間

駐車場:有(さくらまつり期間中は有料)

入場料:入園自由

北海道松前町の松前公園の桜三大名木と光善寺の血脈桜!【北海道松前町】のまとめ

松前城の付近では色々な桜を見ることができますが、一年のうちにわずかな期間しかなく、気温によっても左右されるので、桜の見ごろを逃さないためには、こまめにチェックが必要ですね。

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