博多区

櫛田神社の見どころ!博多祇園山笠の発祥地の神社へ行こう!【福岡県福岡市博多区】


福岡市福岡市にある櫛田神社をご紹介します。神社の名前は聞き覚えがなくても、山笠は有名ですね!実は櫛田神社は、山笠の発祥地となる神社です。どうぞご覧ください!

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櫛田神社とは??

櫛田神社は、福岡の総氏神様では最古の歴史を持つ、博多の総鎮守です

大幡主命(櫛田宮)・左殿に天照皇大神(大神宮)・右殿に素戔鳴尊(祇園宮)が祀られています。

天平宝字元年(757年)、孝謙天皇の御代伊勢松坂の櫛田神社を勧請したことが、始まりだと言われています

その後戦国時代に荒廃しますが、天正15年(1578年)豊臣秀吉の博多復興にあたり、現在の社殿が造営されました。

境内の入り口付近には「櫛田の銀杏」が葉を繁らせています樹齢1000年とも言われ、長寿延命のシンボルとされる御神木で、県の天然記念物に指定されています

また、神社内にある博多歴史館では、櫛田神社の数ある社宝のうち、歴史的にも民族資料としても価値の高いものを厳選して展示。

日本最初の図書館「櫛田文庫」が開かれた歴史もあり、当時の書物が大切に保管されています。

歴史が古く格式高い神社ですが、博多っ子には

「お櫛田さん」の愛称

で大変親しまれています。

博多祇園山笠

「お櫛田さん」を語るとき、博多祇園山笠を外すことはできないでしょう

7月に行われる博多祇園山笠が奉納される神社で、7月15日の追い山の出発地としてご存じの方も多いのではないでしょうか。

櫛田神社祇園例大祭

正式には『櫛田神社祇園例大祭』といい、その始まりには諸説あります

博多祇園山笠振興会は、承天寺の開祖聖一国師が、1241年、疫病除去のため施餓鬼棚に乗って祈祷水(甘露水)をまいたのが始まりという説を取っています。

当時は神仏混淆の時代。これが災厄除去の祇園信仰と結びついて山笠神事として発展したということです

以来、現在まで絶やすことなく続けられてきた伝統のある神事なのです。

山笠は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、2016年11月30日には、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました

7月1日の『注連(しめ)下ろし』から始まり、7月15日早朝の『追い山』で終わります。

「追い山」とは?

かつて飾山笠は、町ごとにその華美を競いながら練り歩いていました。しかしある時、事件が起こります

土居流が東長寺で休憩中、石堂流(現在の恵比須流)に追い越されたのです。

このとき2つの流(※1)が抜きつ抜かれつのマッチレースを繰り広げたことが町民に受け、スピードを競い合う「追山」が始まりました

現在は、7月15日午前4時59分、大太鼓の合図とともに、一番山笠の「櫛田入り」が始まります。

一番山笠が「博多祝い唄」を歌い奉納すると、それを合図に、境内を出て旧博多部に設けられた約5kmの「追い山笠コース」を、須崎町の廻り止め(ゴール)を目指して駆け出していきます

その後、5分おきに、各舁き山の櫛田入りが繰り返されます。

「舁き山」とは、高さおよそ3m、重さ1トンほどの山笠と呼ばれる山車のことを言い、男衆が肩で担ぎ、博多の街を疾走します。

「飾り山」とは、奉納するために飾られる巨大な山笠高さは、10mから15mほどあり、舁き棒が備え付けられていますが、動かすことができないようになっています

また、「櫛田入り」とは、櫛田神社の境内に特設された清道で行われる奉納行事のことを言います。

櫛田入り後は、追い山の「コース」へと飛び出していくのですが、

  • 「櫛田入り」
  • 「コース」

ともに所要時間が計測されます。

※1 流(ながれ) 小路を中心に決められた町割、町の集合体。

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追い山の魅力

いざ、本番!となった櫛田神社の空間には、独特の空気があります

櫛田神社前には、山留めのしるしがあり、ここで山笠が待機しスタートの時間をじっと待っています。

場内アナウンスが残り時間を伝える中、会場は熱気に包まれ、残り1分が告げられると、ピンと張り詰められた緊張感であたりは静まり返ります

「櫛田入り」とともに、溜まっていたエネルギーが一気に解放されます。

コースじゅうで舁き手に勢い水が浴びせられ、街中が湯気と熱気と歓喜で満たされて、クライマックスにいたります

7月15日早朝、『追い山』の30分程の疾走でフィナーレを迎え、祭りは幕を閉じます。

そして、福岡の街は、追い山とともに梅雨が明け、本格的な夏がスタートするのです

櫛田詣のポイント

櫛田神社の一番のおすすめは、追い山をライブで体感することですが、年に一度のことですから、その時期に合わせて観光するのが難しい人も多いでしょう。

他にも、下記のような祭りがあります。

節分大祭

2月の節分の日に行われる櫛田宮のお祭りで、

日本一大きな「おたふく面」が設置

され、知名士による豆まきが行われます

博多おくんち

10月下旬に開催される大神宮のお祭り。豪華絢爛な祭りの行列は博多の秋の風物詩となっていて、

  • 牛車にひかれる神輿行列
  • ブラスバンド
  • 稚児行列

などが彩りを添えます。

また、神社内の見どころもたくさんあります。

博多風神雷神

木彫りの風神雷神が、拝殿の破風の左右に掲げられています

風神があっかんべぇをして雷神から逃げるさまが、ユーモアあふれる博多っ子の気質を表しているようです。

博多座に展示されている緞帳は、この風神雷神がモチーフだそうです

霊泉鶴の井戸

不老長寿のいのち水として信仰されているのは、本殿地下から湧き出る霊泉です

博多べい

  • 焼け石
  • 焼け瓦

厚く塗り込められた土べい

櫛田神社の「博多べい」は、博多三傑の一人嶋井宗室の屋敷で、三百八十余年の風雪に耐えた最後の土べいを移築・再建したもの

そのほか、多くの有名力士が力自慢に持ち上げた<力石>が奉納されていたり、楼門の天井には<干支恵方盤>が吊り下げられています。

毎年大晦日に、新しい年の恵方を示すように矢印が回転されます

さらに、飾り山笠は常設展示されていますので、

  • 「博多っ子」
  • 「お櫛田さん」

の関わりの深さを知った上で、観ていくとまた違った感慨が湧いてくるのではないでしょうか。

櫛田神社周辺のグルメ

櫛田やきもち

南門から出た階段の途中に櫛田神社名物「櫛田やきもち」とっても美味しいです

おじさんが気さくで話し好き、上手に生きた情報を仕入れましょう。

かろのうろん

櫛田神社から、国体道路に出てすぐのところに「かろのうろん」という老舗のうどん屋さんがあります

福岡独特のうどんを体験してみてはいかがですか。

福岡市博多区の他の見どころはこちら⇒福岡市博多区の観光スポット10選!

櫛田神社の見どころ!博多祇園山笠の発祥地の神社へ行こう!【福岡県福岡市博多区】のまとめ

博多祇園山笠の時期に合わせて、ぜひ櫛田神社へ行ってみてください。グルメもお忘れなく!

 

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