桑園駅は学園都市線の2番目の駅であり、札幌駅の隣の駅となっています。学園都市線の起点自体は桑園駅となっており、JRによる公式的な路線の距離の考え方は、桑園駅からの距離を測って公表しています。桑園駅は学園都市線以外にJR函館本線が乗り入れている駅であり、学園都市線の駅の中でも札幌駅に次いで大きな規模の駅となっています。
桑園駅は札幌駅から近いこともあって規模が非常に大きく、1日の利用客数も数多いのが特徴です。
高架下にも様々なお店が建ち並び、車が頻繁に往来しています。
コンコースは利用客数を考えると狭い印象ではありますが、西側、東側に2つのコンコースを持っているため、問題なく乗客をさばくことが可能です。
東側コンコースには、キヨスクも入居しています。
桑園駅では学園都市線から小樽方面へ行ける!
桑園駅は函館本線と学園都市線が乗り入れている駅であり、駅の所属自体は函館本線となっています。
学園都市線から手稲・小樽方面へ乗り換えることができ、札幌駅まで出る必要がなく乗り換えを行えるという点でも便利な駅であると言えるでしょう。
例えば、新川駅から小樽駅までJRで行きたいと考えた場合には、桑園駅でスムーズに乗り換えることができればおよそ50分で到着することが可能です。
札幌駅で乗り換える際にはホーム間の距離も遠くロスが発生してしまいますので、桑園駅はそういった意味でも高い利便性を備えていると言えるでしょう。
2面4線のホームは非常に広く、多くの乗客に対応することができるものとなっています。
札幌方面の線路。「イオン」や大きなマンションが数多く見受けられます。
石狩当別方面の線路。こちら側にも高層マンションが建ち並んでいます。
桑園駅周辺はかつて倉庫街となっており、貨物を運ぶことが主要な役割のひとつとなっていました。
しかしながら、1995年に札幌市立病院が移転し、さらに2002年にイオン札幌桑園店が開業して以降、高層マンションを中心に住宅が建ち並ぶようになり、倉庫街の面影は影を潜めることとなっていきました。
現在でも、札幌駅に近いこともあって高層マンションが多数建設されており、さらなる発展が続いている場所となっています。
桑園駅周辺おすすめスポット①:イオン札幌桑園ショッピングセンター
桑園駅を出てすぐ目の前に見える巨大な建物が「イオン札幌桑園ショッピングセンター」です。
広大な食品、日用品売り場などを備えた「イオン札幌桑園店」をはじめとして、約60以上の専門店・レストラン街などが入居しており、老若男女様々なニーズにこたえることのできる施設となっています。
駐車場が950台分用意されており、3時間無料で停めておくことができるのも大きな魅力です。
巨大なマンションと道路を挟んで、イオン桑園店が位置しています。
ガラス張りのデザインが都会的で、洗練された印象です。
広々とした食品売り場では、日常の買い物もできます。
専門店街は天井が高く設定されており、休日に開放感を覚えながら楽しくショッピングができます。
また、イオン桑園店の屋上には、なんと「桑園自動車学校」が入居しています。建物の屋上に教習コースを設定した自動車学校は全国初であり、教習生がスーパーで買い物を行うことでより大きな経済効果を生み出すようなことも可能です。
駅も至近であり、非常に通いやすい自動車学校だと言えるでしょう。
屋上に教習コースが張り巡らされている状態となっています。
桑園駅周辺おすすめスポット②:札幌競馬場
桑園駅から徒歩15分程度の場所に位置している「札幌競馬場」は、札幌市、そして北海道を代表する競馬場です。
JRA最北端の競馬場であり、競馬のレースだけではなく家族向けに競馬以外でも楽しめる施設を備えた大きな競馬場となっています。
遠くからでも確認することが可能な、巨大な建物が印象的です。レース開催日には駅前から無料送迎バスも運行しています。
入り口は非常に豪華で、数多くの来場者にも対応できるようになっています。
遠くにはJRタワーも望むことができる、絶好のロケーションを備えています。
馬の銅像が立っており、疾走感を覚えるものとなっています。
非常に歴史も長い競馬場であり、JRAの競馬場の中でも大きな役割を果たし続けている場所となっています。
桑園駅ってどんな駅?【学園都市線を北上するプチ旅行へ②】のまとめ
桑園駅は札幌駅の次の駅ということもあって、非常に都会的な雰囲気があふれている場所となっています。高層マンションが建ち並び、イオン桑園店の巨大なショッピングセンターが駅前を占めている、住むうえでも休日を楽しく過ごすうえでも非常に利便性の高い場所だと言えるでしょう。また、地下鉄のない手稲方面へ公共交通機関でアクセスする際にも、非常に便利な場所となっているのも魅力です。乗り換えなどで桑園駅を訪れた際には、一度駅を出てみて、周辺の魅力的なスポットを訪れてみるのも良いですね。ぜひとも、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。