福島県福島市に設けられたこむこむは、楽しみながら学ぶことができる教育のための複合施設です。子どもたちの夢を育む出会いの場所を提供します。この記事では、子ども向けの未来志向型施設である「こむこむ」を紹介してみたいと思います。
「こむこむ」は福島の中心街にあり、アクセスが便利!
「こむこむ」は福島市の中心街にあります。この場所はJR福島駅から徒歩5分以内でアクセスできます。
この施設の周囲はデパートや飲食店などが立ち並ぶ、福島市の繁華街です。
また、「こむこむ」のすぐ隣には、NHK福島放送局が位置していています。
「こむこむ」にお越しになるには、公共交通機関をおすすめいたします。
ちなみにJR福島駅は東京から東北新幹線やまびこで1時間半の距離にあります。次の機関をご利用頂けます。
鉄道(福島駅着)
- JR(東北新幹線、山形新幹線、東北本線、奥羽本線)
- 阿武隈急行
- 飯坂電車(福島交通)
バス
- JRバス東北
- 福島交通
自転車で来館される方のために94台駐輪できる駐輪場があります。
一般の方がご利用になれる駐車場はございませんが、身体障碍者用の駐車場は2台分ご用意しています。
「こむこむ」の館内では4台の車椅子を貸し出しすることもできます。
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「こむこむ」の施設概要
それでは、「こむこむ」の施設の概要を紹介してみましょう!
1階は訪れた方たちのための「出会い」の空間です。
- 子どもライブラリー
- わいわいホール
- にぎわい広場
2階は訪れた方たちのための「交流」の空間です。
- 情報検索コーナー
- 交流コーナー
- ワークショップ室
3階は訪れた方たちのための「体験」の空間です。
- 各種ワークショップ室
- のびのび広場(小さなお子さま向け)
4階は訪れた方たちに「感動」を味わって頂ける空間です。
- プラネタリウム
- 常設展示室
- 企画展示室
次に、ハイライトとなる設備のいくつかを順を追って説明することにします。
子どもライブラリー
公立館としては東北地方初の子ども向け専門館です。福島市立図書館の分館にあたり、この図書館に所蔵のない本は市内の別の図書館から取り寄せることができます。
児童書を中心とした蔵書数は2万9000冊です。下のようなお部屋を備えています。
- おはなしのへや(毎月おはなし会を開催します)
- あかちゃんえほんのへや(靴を脱いでゆったり本が読めます)
子どもたちに本に親しんでもらえるための充実した空間です。
プラネタリウム
直径15メートルの水平型ドームが特徴です。120名収容の座席が配置され、そのそれぞれに小さな机があります。
ドーム内の正面にはステージがあります。プラネタリウムのメインマシンは「スーパーウラヌス」です。
9等級までの恒星を映し出すことができます。全天では13万個の星を投映します。
優雅な天の河。幻想的な星雲、星団。はるかなる宇宙への旅へと訪れた皆様を誘(いざな)います。
全天周に動画を映写するのは、このプラネタリウムのサブマシンである「バーチャリウム2」です。
CG作画された動画像を2台のプロジェクターから投映して臨場感あふれる天空劇を演出します。
子ども天文台
設置されているのは館の屋上です。直径4メートルほどのドームが天文台になっています。
望遠鏡は屈折望遠鏡で、宇宙の神秘を垣間見ることができます。
子どもたちはプラネタリウムで宇宙に興味を持つと、望遠鏡で実際に天体を観察してみて関心をさらに高めます。
常設展示室
夢をたくさん積んで帰ってきた船「ドリームシップ号」を題材にした展示室です。
展示室内は巨大な迷路や体験型の楽しめる展示がいっぱいです。
展示を素材にした実技(ワークショップ)も催されていて、楽しみながら知識を深めることができます。
- 「導入エリア」は巨大迷路
- 「展示エリア」は「ドリームシップ号」全体
- 「情報と交流のエリア」が想定しているのは港全体
「こむこむ」のキャラクター、「ももりん」
福島市の西端にそびえるのは吾妻山です。春になると雪解けの季節が訪れて、雪形が現れます。
この雪形は「種まきうさぎ」と呼ばれて、春の訪れを告げます。
吾妻山の山裾は色とりどりの花々が咲き誇り、夏から秋へと季節が移ると、もも、梨、ぶどうなどの秋の味覚が香りを漂わせます。
吾妻山の雪形「種まきうさぎ」をかたどったのが福島市の観光キャラクターである「ももりん」です。
「こむこむ」のキャラクターでもある「ももりん」と一緒にスタッフ一同はお子さまの夢が育まれていくように応援します。
こむこむの見どころ!子どもの夢を育む施設!【福島県福島市】のまとめ
「こむこむ」に来館したのは、これまでで累積30万人くらいです。主な来館者の層は、就学前のお子さまから小学校3年生くらいですが、年齢の高い層では勉強を目的とした高校生の来館者もあります。特におすすめの入館者層は小さなお子さまです。お母さんに連れられて「こむこむ」を訪れて「のびのび広場」で文字通りのびのびと遊んで、この施設をエンジョイしています。久方ぶりに福島を訪れてみて目についたのが、この斬新な企画性の児童向け複合文化施設「こむこむ」でした。旧来の児童館は施設が古びていたので、「こむこむ」の独自な点が目に映りました。キーワードは「体験」です。知識を詰め込むだけでなく、全身で実体験のできるこの施設にはまる1日いても飽きることがありません!ぜひ、福島市にお越しの際にはぜひ立ち寄ってみてください!